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『宇宙の7人』(1980)

武器を持たぬ平和な惑星に、宇宙の独裁者の魔の手が伸びる。
この危機を救うため、長老の命を受けた若者は勇者を探す旅に出た。
長老の旧友である博士の娘、貨物船の船長、独裁者への復讐に燃える傭兵、意識を共有しているクローン人、戦闘民族の女戦士らを引き連れようやく故郷の星へと戻ってきたが、今まさに戦いの火蓋は切って落とされた。

『宇宙の7人』(1980)_e0033570_22572521.jpgロジャー・コーマンが『スター・ウォーズ』ブームに便乗して製作したSF映画で、『七人の侍』のというか『荒野の七人』のというか、それの宇宙版。
原題は”Battle Beyond the Stars”だが、邦題の方が内容を端的に表している。
脚本はジョン・セイルズ、監督はジミー・T・ムラカミ
音楽はジェームズ・ホーナーで、美術や特撮にはジェームズ・キャメロンも参加している。

独裁者を演じているのはジョン・サクソンで、危機に瀕した連中に手を貸すのがジョージ・ペパードやロバート・ヴォーン、シビル・ダニングらで、特にロバート・ヴォーンはご丁寧にも『荒野の七人』そっくりの役だ。

個性的なキャラクターを用意したものの、殆どそれを活かせずに次々と死なせてしまうなど勿体ない面も多々あるが(そもそも誰をどう数えると「7人」になるのかがよくわからない)、30数年前にテレビ放映された時に見て以来だったが、結構見応えあり。

『スター・ウォーズ』だけじゃなく『スター・トレック』の要素も取り込み、あくまでも”このクラスの映画としては”ではあるが、セットや特撮にも思いの外、金が掛かっているのが伺える。
これ、脚本を練り直し、キャストを充実させてそれなりの金を掛けてリメイクしたら、案外ウケるんじゃないかなという気がする。
まあ、金を掛けないからコーマン作品なんだろうけど。

【ひとこと】
ダイナマイトバディを露出過多なコスチュームに包んだシビル・ダニングだが、コクピットに座ってばかりで全身が映るショットが少ないのはサービス精神が足りないな。


by odin2099 | 2021-04-16 23:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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