「今日は一日”劇場版昭和スーパー戦隊”三昧」
2021年 05月 21日
……非公式に(?)リクエストも頂きましたのでチャレンジしました。
上映作品は「秘密戦隊ゴレンジャー」、「秘密戦隊ゴレンジャー/青い大要塞」、「秘密戦隊ゴレンジャー/真赤な猛進撃!」、「秘密戦隊ゴレンジャー/爆弾ハリケーン」、「秘密戦隊ゴレンジャー/火の山最期の大噴火」、「ジャッカー電撃隊」、「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」、「バトルフィーバーJ」、「電子戦隊デンジマン」、「太陽戦隊サンバルカン」、「大戦隊ゴーグルファイブ」、「科学戦隊ダイナマン」、「超電子バイオマン」、「電撃戦隊チェンジマン」、「電撃戦隊チェンジマン2」、「超新星フラッシュマン」、「超新星フラッシュマン/大逆転!タイタンボーイ!!」、「光戦隊マスクマン」の計18作品。
これまた劇場用新作あり、TVシリーズの一挿話あり、ですが、<戦隊>が主流になった頃には<東映まんがまつり>は「全作新作」が建前になってますので新作率が高くなってます。

ベテラン揃いのキャストなのでお芝居そのものにも安心感があり、キャラクターもふざけてるようでプロの気概を感じさせるように描かれていますし、意外にも初動の段階で各人に任務を割り振り、常に全員出動にはならないような工夫がなされています。
それで多忙なキャストのスケジュール調整をしていたと。
今は新人同然の俳優さんが中心なので、<戦隊>のスケジュールを優先しているのでしょう。
この「ゴレンジャー」で培われたフォーマットの集大成が「ゴーグルV」。
BGMも「人造人間キカイダー」や「スパイダーマン」などからの流用が目立ち、マンネリ化が進みます。
また同時期に「宇宙刑事ギャバン」が始まったことでスタッフの入れ替えも始まり、これは「ダイナマン」以降の差別化へと繋がります。
そして<戦隊>が第二フェーズへ移行するのは「バイオマン」からでしょうか。
<戦隊>の映画は公開時期によっても内容に違いが現れます。
<東映まんがまつり>はこの頃には春・夏・冬の年三回興行になりますが、<戦隊>映画は春もしくは夏にアタッチされるケースが殆どです。
TVシリーズは春スタートなので、春映画の場合は番組スタートと同時期の製作になるため、スタッフもキャストも手探り状態です。
夏映画であればスタッフもキャストも慣れてきた時期なので、その分面白く感じられるのは気のせいだけではないと思います。
平成の世になると<東映まんがまつり>が<東映アニメフェア>になって特撮ヒーロー物がオミットされ、一時は<東映スーパーヒーローフェア>として復活したこともありますが、総じて<戦隊>映画も作られなくなります。
これはいずれまとめて見る機会があるでしょうか。