『宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第五章 煉獄篇~』
2021年 06月 03日

相乗効果が期待できる反面、共倒れの危険性もある。
特にコロナ禍でエンタメ業界がズタズタになっている時だけに、リスクは分散し確実に収益を上げたかったであろうことは想像に難くない。
さてこの「第五章」ではあのデスラーが復権。
何を考えてるかわからない狂気の独裁者とも見えた「2199」のデスラーの行動が、実は自らを犠牲にし民を救うためのものだったと理屈付けているのだ。
ここでデスラーを「共感を呼ぶ存在」「愛すべきキャラクター」にしておかないと、今後のストーリー展開に支障をきたすだろうから力尽くの軌道修正なのはわかるが(本当に「新たなる旅立ち」のリメイクならば次回作の「2205」での中心的な活躍も期待できる)、「2199」のデスラーに不満だった人はこの改変を受け入れられるのか、そして「2199スタッフ」は納得しているのだろうか。
このデスラー騒動絡みでようやく正体バレしたキーマンだが、終始上から目線でかき回してるだけなのは気に食わないし、サーベラー≠桂木透子の暗躍から加藤に死亡フラグを立ててるのも気に入らない。
死なせる理由付けのためだけに、どんどん不幸な目に遭わされる加藤が気の毒でならない。
こんなドラマにしなくたって良かったんじゃないの、ブンゴーさん?
テレサの顔、なんかヘン。
お人形みたいに無機質なのは、これは狙いか。
白色彗星の中心部には都市帝国でも超巨大戦艦でもなく、ホネ地球?
まるでデザリアム星みたいだな。
短い台詞ながら安田艦長、活舌悪すぎで悲しくなるね。
しかもデザインからしてやる気があったのかなと思えるくらいのモブ。
せっかく大物起用しようというのならば、取ってつけたような出番じゃなく見せ場は用意すべきではないのかねえ。
というところで第六章に続く。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/27297703/