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『グーリーズ』(1985)

先週末「金ロー」で放送してたけど、これは「グーニーズ」じゃないよ、「グーリーズ」だよ!

そして中身は「グレムリン」
スピルバーグ印の美味しいとこ取りみたいな、チャールズ・バンド率いる今は亡きエンパイア・ピクチャーズの作品で、確か4作目までシリーズ化され、そのうち3作目までは見てるはず。
久しぶりに鑑賞したけど、例によって細かいところは全然覚えておらず。

『グーリーズ』(1985)_e0033570_21110175.jpg物語は25年前、とある邪教の儀式から始まる。
司祭は一人の赤ちゃん――実の息子であるジョナサンーーを生贄にしようとするんだけど、その子の母親が邪魔に入る。
で、なんだかんだあって赤ちゃんは一命をとりとめ、そして25年後。

成長したジョナサンは主のいなくなった屋敷を相続し、恋人レベッカと一緒に暮らすことに。
家を片付けていると地下室に怪しげな教本やローブがあり、彼は憑りつかれた様にそれらに夢中になる。
実際彼は悪魔に憑りつかれており、友人たちを招いて儀式を行い、遂に小鬼を召喚してしまう。

ということで大騒動が起きるわけだが、「グレムリン」みたいなファンタジー性はないし(モグワイみたいに可愛くないし)ひたすら醜怪。
そして黒魔術を持ち込んでホラー色を高めようとしてみたものの、純然たるホラーに振り切るでもなくコメディ寄りの作りで、笑えないギャグが散りばめられている。

黒幕は死の世界から甦った司祭で、クライマックスは親子対決かと思いきや、冒頭で赤子のジョナサンを助け出した教団の一員だった男(その後は屋敷の奉公人としてジョナサンを見守ってきた。物語の語り部でもある)が割って入り、それでメデタシメデタシ。
死んだ筈のレベッカや友人たちが、何食わぬ顔で復活してくるのは意味不明。

肝心の小鬼たちは殆ど活躍しないし、矮人たちはやたら仁義に篤くて結果消化不良を起こしちゃうし、低予算なのは見え見えなのだから怖いか笑えるか、さもなきゃエッチなシーンがあるか、せめてどれか一つぐらい見どころが欲しいところなんだけど、残念ながら80分がかなーり長く感じられる作品に仕上がってしまっている。


by odin2099 | 2021-06-13 21:14 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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