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『賭ケグルイ/絶体絶命ロシアンルーレット』(2021)

河本ほむら、尚村透のコミックを原作とした『賭ケグルイ』の劇場版パート2で、前日譚となる配信ドラマ『賭ケグルイ双』と同時に作られた。

『賭ケグルイ/絶体絶命ロシアンルーレット』(2021)_e0033570_20242248.jpg出演は浜辺美波、高杉真宙、藤井流星、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理、小野寺晃良、生田絵梨花、長井短、池田エライザ、田中圭、中川大志、中村ゆりか、三戸なつめ、矢本悠馬、森川葵。
監督は前作に引き続き英勉。
ストーリーは原作者監修のもとに練り上げられた映画用のオリジナルとのこと。

予備知識ナシで見た前作が思いの外面白かったので、今回も劇場にて鑑賞。
今度は初めから蛇喰夢子をターゲットに、彼女を排除するためだけに最強(最凶)の刺客・視鬼神真玄を送り込む生徒会だったが、その恐るべき本性を知らなかったが故に生徒会にも思わぬ災厄が降りかかる、というお話。
視鬼神真玄役藤井流星の振り切った演技はなかなかの見物だった。

そして対する浜辺美波の演技の振り幅も見事。

運動神経が鈍く赤ちゃん言葉で泣き言を言う一方で、冷徹に相手を分析し見下したような態度を取りつつも、小悪魔的妖艶さを発揮して相手を翻弄し、更に興じると狂ったようなテンションの高さを披露するというポテンシャルの高さ。
もちろんこれで清楚なお嬢様役もこなせるのだから、”女優”だなあという思いを一層強くした。

『賭ケグルイ/絶体絶命ロシアンルーレット』(2021)_e0033570_20250536.jpg相変わらず弄られキャラの高杉真宙、夢子との友情が一層強調された”男前”の芽亜里を演じた森川葵(この二人、唐突に始まるミュージカルシーンで歌声を披露)、そして図らずも夢子と共闘することになる綺羅莉役の池田エライザの存在感。
善悪を行ったり来たりの松田るか、大きく分裂することになる岡本夏美、中村ゆりか、三戸なつめ、柳美稀、松村沙友理ら生徒会メンバー、何れも好演だった。

難を言えば、実弾を用いて実際に人が死にかねないというギャンブルを、学校を舞台にして描くのは些か行き過ぎな気がすることだが、原作者公認ということだからそれも「アリ」な世界なのだろう。
美少女がキャッキャ言ってるのをただ愛でるだけでない、殺伐とした世界だということだ。

ラストは事実上の次回作への予告とも言える内容になっていたが、スタッフ、キャスト共に乗り気なので、メインキャストのスケジュール調整さえつけば実現の可能性は高そう。
もっとも『賭ケグルイ』もいいのだが、個人的には何とかして浜辺美波には『咲/Saki』の続編をお願いしたいのだが…。


Tracked from ふじき78の死屍累々映画.. at 2021-07-07 11:03
タイトル : 『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』トーホー..
◆『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』トーホーシネマズ日本橋6 ▲ポスター。 五つ星評価で【★★★ギャンブル解析に難あり】 OPの「イチカバチカ」が死ぬほどカッコいい、死なないけど。 相変わらず無勝手流を貫く映像スタイルは無茶苦茶痺れるが今回は肝心のギャンブルが説明聞いた後でも必勝に見えないのがあかんと思う。ロシアンルーレットに果敢に挑んで、成功した人材が必ずしも死ななかった...... more
Commented by ふじき78 at 2021-07-07 11:06 x
キャラ物としてはこれで何も問題なし。ギャンブル物としてはちょっと説明が足りないと思う。
Commented by odin2099 at 2021-07-07 19:04
> ふじき78さん

ルールがちょっとわかりづらいよね。
それに視鬼神があっさりとイカサマを告白しちゃうのもどうなのよ。
by odin2099 | 2021-07-06 20:29 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
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