「劇場版昭和東映ヒーローまつり」パート2!
2021年 07月 08日
「アクマイザー3」、「ザ・カゲスター」、「宇宙鉄人キョーダイン」、「忍者キャプター」、「大鉄人17」、「大鉄人17/空中戦艦」の6本。
うち「ザ・カゲスター」が劇場用新作、「大鉄人17」が1~2話の再編集版ですがテレビ放送に先駆けての公開なので一応は劇場用新作扱い、あとは皆テレビのブローアップ版です。
そして「忍者キャプター」は地方都市のみ上映されました。

「アクマイザー」には千葉治郎(映画版は公開されていませんが続編の「超神ビビューン」には荒木茂と打田康比古)、「カゲスター」には小林昭二、「キョーダイン」には佐々木剛と「ライダー」所縁のキャストがメインを張っています。
また「秘密戦隊ゴレンジャー」のヒットを受け、グループヒーロー物が増えたのも特徴です。
「アクマイザー」は3人、「カゲスター」と「キョーダイン」は2人、「キャプター」に至っては7人の大所帯です。
「ライダー」最終作の「仮面ライダーストロンガー」にしたところで、中盤までは電波人間タックルとのペアでした。
そして脱変身ヒーローを目指し「アクマイザー」も「キョーダイン」も思い切って変身前の人間態を排しましたが、これは不評のようでどちらも最終的には”変身”路線へと軌道修正しています。
脱変身には予算削減の一面もあり主演級の俳優のギャラを削る目的もあったようですが、その割に「カゲスター」は立花直樹、「キョーダイン」は夏夕介、「キャプター」は伴直弥(大介)、藤江喜幸(伍代参平)、佐藤宏之、潮健児、「大鉄人17」には神谷政浩、中丸忠雄、島田歌穂、平田昭彦、山口あきら、大月ウルフ…とヒーローや特撮モノ経験者をズラリと揃え、かえってギャラが高くついてるのではないか?と思ったり思わなかったり…。
しばらくの休止期間の後、リバイバルブームに乗っかって「仮面ライダー」は復活することになります。