『ガンダム GのレコンギスタIII/宇宙からの遺産』(2021)
2021年 07月 25日
劇場によっては続映中の「機動戦士ガンダム/閃光のハサウェイ」と「ガンダム」作品のハシゴが出来るという凄い状況になっている。
配給の松竹や製作のバンダイからすれば、「宇宙戦艦ヤマト」も含めて時期をずらして被らないようにした方が得策だったんだろうが、コロナ禍の影響で公開スケジュールの調整が必要だったのだろう。

主人公のベルリはキャピタル・ガードの候補生でキャピタル・タワー責任者の子供として登場するんだけど、今はアメリアの海賊部隊メガファウナに所属。
ヒロインのアイーダはアメリア軍の司令官の娘で、キャピタル側の捕虜を経て今はメガファウナに所属。
お互いに惹かれあってきたところだったのに、今回二人は実の姉弟という衝撃の事実が発覚!
また月の裏側にはスペースコロニー群からなるトワサンガという国家があり…とやはり混乱して付いていけない。
しかし本来ならかなり殺伐としたお話になりそうでありながら、行動的で明るく楽観的なキャラクターが比較的多いこともあってキャラクター同士の会話も楽しく、相対的に(今のところは)明るい作品になっているので楽しめている。
元になっているTVシリーズは見ていなかったので敢えて先の展開を知らずにいるのだが、それが功を奏してる感じ。
最後まで明るく楽しいといいなあ。
しかし「閃光のハサウェイ」もそうだけど、次回作の公開告知がすっかり付かなくなってしまったのは困りもん。
制作そのものが遅れてるのか、他作品との兼ね合いで公開スケジュールの調整が難航してるのか、どっちだかわからないけれど、まだ告知がないってことは第四部は早くて来春だろうし、完結編となる第五部は再来年に持ち越しかな。

ちょっと片付けてしまいたい系感想を5本まとめて。 ◆『劇場版 アーヤと魔女』109シネマズ木場4 ▲画像は後から。 五つ星評価で【★不快】 大人だからかもしれないけど、ただただ自己中を貫いて正義とするアーヤが勝った形に終わるのは実に不快。大人にいいように痛い目に会わされている子供はこういう作劇に快哉を叫ぶのか? 仮にそうであるとしても両者の溝を深める以外の何物でもない仕上がりは実に不気味...... more

「Gのレコンギスタ」はまだ続くんでしょうけど、「サンダーボルト」って前ので終わった訳ではないと思うのだけど、あれは続きを作っているんでしょうか?
「サンダーボルト」は完全にスルー。
人体欠損系はどうしても受け入れられないもんで。
漫画の方はまだ連載続いてるから、何れアニメの続編も作られるんじゃないかな、人気は高いみたいだし。