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『仮面ライダーセイバー+機界戦隊ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』(2021)

<仮面ライダー>50周年、<スーパー戦隊>45作品のWアニバーサリー記念作品。
例年夏興行は<ライダー>と<戦隊>、新作2本立てが恒例だったのだが、今年は初のコラボ作品。
といってもコラボは以前春興行として実施していたので、コロナ禍のスケジュール調整の結果、時期がずれたとも解釈出来る。

『仮面ライダーセイバー+機界戦隊ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』(2021)_e0033570_17084899.jpgお話の方は、世界に危険を及ぼす禁書が集められた書庫が破られ封印が解かれたことで、<ライダー>と<戦隊>、そして様々な物語と現実世界の境界が曖昧になり、やがて世界が崩壊するという危機にヒーローたちが立ち向かうというもの。

最初の内は『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』の世界が融合し、キャラクター同士がシャッフルされワイワイやってるのが愉しかったし、歴代キャストの何人かが出演するお祭り感も良かったんだけど、そのうちメタフィクション構造が明らかになってから一気に失速。

少年時代の石ノ森章太郎を登場させ、本郷猛にクサい台詞を言わせて泣かせの展開に持ち込んだ後は、見てるこっちが気恥ずかしくなってきた(藤岡弘、が熱演すればするほど)。
それに『仮面ライダー』と『秘密戦隊ゴレンジャー』の生みの親で東映ヒーローの礎を築いた人ではあっても、全てが石ノ森章太郎個人の功績という訳でもないし。

そんなことより、どうして<ウルトラマン>のように、素直に歴代ヒーローが共演する作品作れないかなあ。
あちらでは最近もジョーニアスやアンドロメロス、グレート、パワードらが、現行ヒーローたちと細かい理屈抜きに普通に共闘していたじゃないか。

一方こちらは出てくる歴代ヒーローたちに、オリキャスが声をアテてるならいざ知らず、似ても似つかぬ声で決め台詞やら名乗り口上やられると、一気に偽者臭が漂ってきて萎えてくる。
それぞれの主題歌や代表的なBGMを背負うでもない、こんなヒーローたちへのリスペクトを欠いた作品を作り続けているようじゃもうダメだな。
唐突に旧1号を出すのも必然性ゼロ。

ちゃっかり非公認戦隊出しちゃうのも微妙。
それなら『忍者キャプター』とか、他の石ノ森ヒーロー出すのも有りだろうに。
っつーか映画見てるだけじゃわからなかったけど、この禁書の中には<ライダー>と<戦隊>の本だけじゃなく、『変身忍者嵐』『人造人間キカイダー』『アクマイザー3』『怪傑ズバット』なんかの本も含まれてたらしい。
こりゃリメイク来るか?!

出演は、『セイバー』と『ゼンカイジャー』のレギュラーキャスト陣からは内藤秀一郎、駒木根葵汰、山口貴也、川津明日香、青木瞭、生島勇輝、富樫慧士、岡宏明、市川知宏、アンジェラ芽衣、庄野崎謙、番家天嵩、唐橋充、増子敦貴、知念里奈、榊原郁恵。
レジェンド枠が奥野壮、高橋文哉、鈴木勝吾、水石亜飛夢、石丸謙二郎、宇梶剛士、藤岡弘。
そしてゲスト枠として横田真悠、鈴木福、谷田歩。

声の出演は浅沼晋太郎、梶裕貴、宮本侑芽、佐藤拓也、福圓美里、関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、小山力也、稲田徹、M・A・O、神谷浩史、ささきいさお、谷中敦の面々で、アカレンジャーの声は誠直也が担当してる。

ラストにはお正月の<ライダー>映画の告知があったが、その次の新春第二弾は『ゼンカイジャーVSキラメイジャー』だよね?頼むぞ。


by odin2099 | 2021-07-25 17:59 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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