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『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』(2011)

アサイラム製かと思ったらそうじゃなかった『メガ・パイソン』の続編。
…ではなく、今度こそ正真正銘のアサイラム製のカイジュウ映画。
デボラ・ギブソン(デビー・ギブソン)が出てるけど『メガ・シャーク』シリーズの関連作でもない。
W主演の片割れはティファニーで、かつての80年代二大アイドルの共演映画にもなってる。

『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』(2011)_e0033570_08510925.jpgティファニー扮する国立公園の保護官テリーは、ワニが激減してることに頭を痛めてる。原因はどうやらヘビが増えていること。
ハンターたちからはワニの狩猟許可を求められているものの、今の状況じゃ許可出来ない。
そこで、巨大なヘビの目撃報告があったこともあって、代わりにヘビ狩りにOKを出す。

それに黙ってられないのがデボラ・ギブソン演じる環境保護活動家のニッキー。
なんせ研究施設に忍び込んで、密かにヘビを公園に逃がしてるくらいなのだから(ヘビが増えてるのはこの人が原因)、案の定二人は衝突する。
そうこうしているうちにテリーの婚約者が巨大ヘビの犠牲となり、怒りに我を忘れたテリーは強力なステロイド剤入りの肉をワニに与えて巨大化させ、ヘビを始末しようと考える。

ワニはドンドンでかくなり、そのワニの卵を食べたヘビもドンドンでかくなり、ハンターたちをはじめ犠牲者が続出。
ところが耳を貸さないテリーは、公園内で行われるチャリティーパーティーの準備に忙しい。
ワニの巨大化はテリーの仕業とにらんだニッキーも、パーティをぶち壊そうと画策。
かくして二大モンスターそっちのけで元アイドルのキャットファイトが始まる。

まーとにかくこの二人が元凶。
自己主張激しく聞く耳持たず、事態が悪化しても知らんぷり。
この手のパニック映画にはわからず屋の市長とか企業オーナーとか、物語上の悪役ポジのキャラは必然なのだが、ヒロインが二人ともこのタイプっていうのは珍しい。
というより、そのお陰でストーリーが収拾つかなくなる事態に。

タイトルとは裏腹に、二大モンスターは激突するよりもむしろ共闘しちゃう。
流石に反省した二人は事態を何とか抑えようと終盤頑張るのだが…。
最後はどうにかこうにかモンスターを退治してメデタシメデタシではあるのだが、二人を始めとしてメインキャラクターのほぼ全員が死んじゃうという驚きの展開、っつーか後味の悪いもの。
しかしその分異色のカイジュウ映画として記憶に留められる…かどうかは定かでない。
すぐに忘れちゃうかなあ。

【ひとりごと】
ティファニーもデビー・ギブソンも全盛期をよく知らないが、多分面影残ってないんだろうな。
爆乳熟女と貧乳熟女、こっちの対決がメインだったか…。


by odin2099 | 2021-08-07 08:54 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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