『デューン/砂の惑星』(1984)
2021年 08月 23日

出演はカイル・マクラクラン、ショーン・ヤング、スティング、ケネス・マクミラン、マックス・フォン・シドー、パトリック・スチュワート、フランチェスカ・アニス、ユルゲン・プロホノフ、ホセ・ファーラー、シアン・フィリップス。
以前から見よう見ようと思っていたのだけれども、新作も来ることだしとようやく鑑賞。
噂には聞いていたけれど、キャラクターは多いし展開は早いし、何が何やらサッパリ。
”デューン”と呼ばれる惑星で産出される香料の利権を巡り、二つの家が対立。
陰で皇帝が糸を引き、その対立を利用して一気に世界を掌握しようと陰謀を巡らすが…というストーリーで合ってる?
これに何やら不思議な力、未来予知や人を意のままに操る能力を身に着けた人たちが出て来るので更に混乱する。

また上映時間は137分あるが、それでも全編を映像化するには不足だったようで、ナレーションでの状況説明が随所に入り、途中で一気に時間も経過。
それに豪華なキャストを揃えた割に、殆ど顔見せ同様の出演シーンに終わったキャラもチラホラ。
全体的に消化不良なのは感じられるし監督自身も失敗作だと認めているようだが、その一方でカルト作品としての人気も高いらしい。