『トランスフォーマー』
2021年 08月 25日
大ヒットシリーズとなったが、その一方で何度か『G.I.ジョー』シリーズとのコラボの話も出てたけど、それはどうなったんだろう?
『マイクロノーツ(ミクロマン)』の映画化共々どっかへ行っちゃったかな。

担当してるのはスティーブ・ジャブロンスキーで、この人もハンス・ジマー門下。
このシリーズだけじゃなく、『スチームボーイ』、『アイランド』、『バトルシップ』、『エンダーのゲーム』と知らずに結構作品見てた。
今後心に留めておこうっと。
この作品、面白いは面白いんだけど、やっぱり2時間半は長い。
登場人物も多く、レノックス大尉ら戦場でディセプティコンと遭遇した軍人の話、車を買ってもらって憧れの彼女にアプローチしようして巻き込まれるサムの話、国防長官に召集され謎の究明にあたることになるハッカーの話、それに大統領直轄の秘密組織セクター7の連中に纏わる話、と序盤からバラバラ。
これが徐々に一つに繋がって迎えるクライマックスの盛り上がりはいいのだが、オプティマス・プライムが出て来て全容を説明するまで1時間以上掛かってるし、この手の作品の定番ではあるものの、警察だ軍だセクター7だとわからず屋が次々と現れるため、なかなか先へとお話が進まないのはイライラさせられる。
2時間以内にまとめられなかったもんかねえ。
ボンクラ少年のサムが一連の騒動を切っ掛けに高嶺の花だった美女を射止める、というのもよくあるパターン(『スパイダーマン』とか)だけど、相手がサムとは不釣り合いなほどビッチ感丸出しのミカエラ――
演じるミーガン・フォックスも、特に露出度が高い服を着てるわけでもなんでもないのにエロい――というのも珍しい。
と思ってると、シリーズが進むうちに結局別れちゃうんだよね、この二人。
出演者のトラブルに起因するもので意図的なものじゃないはずだけど、妙に納得出来るカップルの結末ではあるな。
そのミーガン・フォックス、『カウボーイ・ビバップ』や『とっとこハム太郎』、『新機動戦記ガンダムW』、『美少女戦士セーラームーン』なんかのファンという(日本人向けのリップサービスでなければ)イメージからするとちょっと意外な一面があるのだが、自分が出演することになる『トランスフォーマー』や『ミュータント・タートルズ』は見てなかったのかな。
<過去記事>
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