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『ゲゲゲの鬼太郎/激突!!異次元妖怪の大反乱』(1986)

『ゲゲゲの鬼太郎/激突!!異次元妖怪の大反乱』(1986)_e0033570_08084476.jpg冬に台風が接近、鬼太郎と目玉親父はこれを怪気象ではないかと判断する。
都民を非難させようとする鬼太郎たちだったが、逆に騒乱の罪で警察に追われる身となり、妖怪の漫画を描き続けていた水木先生に救われる。
遂に東京へ上陸する怪気象だが、それは妖怪皇帝配下の妖怪総理大臣ぐわごぜの仕業だった。
逃げる途中にねずみ男とユメコはカロリーヌという少女を助け出し、水木宅へと転がり込む。
恩人であるねずみ男と仲良くなるカロリーヌだったが、妖怪皇帝はカロリーヌを誘拐して鬼太郎を誘き出す罠を掛けるのだった。

<東映まんがまつり>で上映された第3シリーズをベースにした劇場版の4作目。
いつもは小狡く立ち回るねずみ男が、今回は事実上の主役。
カロリーヌを助けられなかった鬼太郎を激しく責めたり、自分の身を顧みず単身カロリーヌの救出に向かうなど”漢”として大活躍。
富山敬の熱演が光る。

このカロリーヌ、実は…という設定があるのだが、鬼太郎やねずみ男を助けようとして命を落としてしまう。
年端のいかない少女だけに最後には助かるもんだと思っていると、思わぬ悲劇に驚いた。

目玉親父も妖怪皇帝の存在は知らなかったというが、ということは新登場キャラというより既成キャラの変身だということは察しが付く。
その正体はやはり予想通り。

ラストは無理に明るいオチをつけてはいるものの、子供向けとしてはかなりハードな展開。
切ない、淡いラブロマンス。
シリーズ中の最高傑作との声も多いが、公開当時トラウマになった子がいなければ良いのだが。


by odin2099 | 2021-08-26 08:10 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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