『007/ダイ・アナザー・デイ』
2021年 08月 30日
5代目ピアース・ブロスナンとしては4本目になるが、結果的にこれが最終作となった。
「ジェームズ・ボンドのテーマ」が流れ、ガンバレルがあり、プレオープニングシークエンスがあり、とルーティーン通りに幕を上げるのだが、いつもとちょっと違う点が二つ。

メインのボンドアクトレスが黒人(ハル・ベリー)なのも初めてなら、主題歌を歌った歌手(マドンナ)が本編中にも出て来て芝居するというのも初めて。
また当初は「トゥモロー・ネバー・ダイ」に出てきたウェイ・リン(ミシェール・ヨー)の再登場も検討されてとのことなので、もしこれが実現していたら過去作のメイン・ボンドアクトレスのゲスト出演という、これまた初めての試みになっただろうに。
まあ個人的な好みでいえば、今回のボンドアクトレスで出色なのはロザムンド・パイク。
大人しめのクールビューティー、”氷姫”かと思ってたら、意外に上昇志向で承認欲求が強く、おまけにちょっとSな気質のようで、なんであの連中に肩入れしてるのかはよくわからなかったけど(結果的に金メダルを貰えたから?)、ボンドの強敵に。
最後のハル・ベリーとのタイマン勝負の際の衣装が、セクシーで格好良かったなあ。
最後の方に、必然性ゼロでボンドとマネーペニーのキスシーンがあるんだけど、これは誰に対するサービスカット?
<過去記事>
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