『007/スペクター』
2021年 09月 20日
映画公開ベースで見ると、ショーン・コネリーは1962年から1971年の9年間(「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を除いて)、ロジャー・ムーアは1973年から1985年の12年、ティモシー・ダルトンは1987年から1989年なので2年、ピアース・ブロスナンは1995年から2002年までの7年で、ダニエル・クレイグは間もなく公開される「ノー・タイム・トゥ・ダイ」での勇退を表明しているから、2006年から2021年までの15年間ボンドを務めたことになる。

今回のお話で遂にスペクター復活!
と同時にこれまでのダニエル・クレイグ版「007」の諸悪の根源がスペクターだということになり、お話が見事に繋がった。
「そっか、なるほどね」と納得するか、「おいおい、いくらなんでもご都合主義だろ」と憤慨するかはその人次第。
ちなみに自分はとっさに「猫は出るのかな」と思ったのだが。
そして今回からMが交代。
前任者のMはなんだかんだでボンドを護るMだったが、新任のMは自ら前線に赴いて闘うMといったところ。
いずれにせよデスクに座ってボンドやマネーペニーを呼びつけ、あーせいこーせい言うだけの上司は時代遅れってことだろう。
そのマネーペニー、今回は誰だかわからないものの男性とベッドイン中にボンドからの呼び出しを受ける。
マネーペニーといえば、ボンドに想いを寄せながら軽くあしらわれてるオールドミス、というイメージが長く続いていたけれど、こういった女性像も時代錯誤の産物なのだろうなあ。
最後は退職して去っていったボンド。
最新作はどんな顔して任務に復帰するのやら。
【ひとこと】
MI5の胡散臭いお偉いさんは…「シャーロック」のモリアーティだ!
この人ホントに胡散臭く見えるなあ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/23912421/