『聖闘士星矢/最終聖戦の戦士たち』
2021年 09月 21日
今度の敵はルシファー、別名サタン。
原作及びテレビには抵触しないようにと、これまでは”消された太陽神”だとか、北欧神話から引っ張ってきたりしてきたが、今回はとうとう「旧約聖書」からネタを引っ張ってきた。
密教やインド神話だと後発の「天空戦記シュラト」と被っちゃうし、仏教だと「鎧伝サムライトルーパー」っぽくなるし(でも元ネタは戦国武将なのか、ふーん)、スタッフも苦労したことだろう。
<まんがまつり>上映作品と言うことで中規模作品だが作画のレベルは高く、また音楽面はかなりの予算が計上されているのか、おそらくテレビ版や過去作からの流用はなく全曲シンフォニック・オーケストラで新規録音されていると思われる。
お話は例によって沙織が囚われの身となり、それを救うべく星矢たちが立ち向かうが傷つき倒れるものの、最後は究極にまで高められた小宇宙によって黄金聖衣を纏い、起死回生の一撃を放つ、というもの。
4作続けて見ると飽きるだろうが、「星矢」ファンならお馴染みの、安定のルーティーンに則った一篇ということになる。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/12851351/