
元になっているのはNHK-BSで放送された「
偉人たちの健康診断」という番組だそうです(見てません)。
とりあげられているのは上杉謙信、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、石田三成、土方歳三、坂本龍馬、徳川慶喜で、「日本史の謎に迫る!」というタイプの書籍ですが、”危ない”のは各人の健康状態のこと。
胃がんだ、糖尿病だ、脚気だ、肝硬変だ、歴史上の偉人たちといえども、現代の我々と変わらぬ病に悩まされていたと考えると、なんだか親近感が湧いてきます。
ということでユニークな視点から書かれていて面白く読めはするのですが、書かれている内容というか解釈というか”新説”はさして目新しいものとも思えなかったですし、自分が期待していたタイプのものでもありませんでした。
まあそれは陰謀論だとかハッタリかませた、人によっては”トンデモ本”と軽蔑するようなタイプの刺激を求めた自分が悪いんですけれどもね。