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『エクソシスト2』(1977)

『エクソシスト2』(1977)_e0033570_11564767.jpgメリン神父の死の真相を探るべく、ラモント神父が派遣されてきた。
悪魔の実在を主張したメリン神父は、教会で異端とされていたのだ。
あれから4年経ちリーガンは当時の記憶を失っていたが、催眠状態に置かれたリーガンとシンクロしたラモント神父は、彼女の裡にまだ悪魔パズスが潜んでいることを確信する。
そのリーガンの夢の中でラモント神父は、若き日のメリン神父がコクモという少年の悪魔祓いを成功させていたことを知り、彼が事件解決の鍵となると判断しアフリカへと飛ぶのだが――。

「エクソシスト」の続編で、見るのは今回が二度目。
リーガンにリンダ・ブレア、ラモント神父にリチャード・バートン、リーガンを担当する精神科医にルイーズ・フレッチャー、家庭教師のシャロンのキティ・ウィンは前作からの続投で、マックス・フォン・シドーのメリン神父は回想シーンに登場し、成長したコクモはジェームズ・アール・ジョーンズが演じている。
監督はジョン・ブアマン

前作ではカラス神父が主人公でメリン神父は導師的役割だったはずだが、何故か本作ではカラス神父には一切触れられていない。
悪魔祓いはメリン神父一人でやったことになっている。
悪魔との対決も2時間あるうちのラスト10分ほどで、後はリーガンそっちのけで悪魔の存在なんか信じない精神科医(と家庭教師)と、彼女を救えるのは自分だけだと己惚れてる神父が互いの主張を繰り返すだけなので冗長で退屈。

格別怖がらせるシーンもないので、これをホラー映画と呼んで良いものかどうか。
むしろ悪魔なんか持ち出さずに、リーガンという少女の中に天使と悪魔が共存しているという解釈にした方が物語により深みが出たように思うのだが、そもそもが「エクソシスト」の続編を作ることから出発しているのだから、それでは本末転倒になってしまうか。

とにかく一番ビックリするのが、可憐な少女だったリンダ・ブレアのおっぱいがとんでもないことになっていること。
撮影当時は17~18歳くらいだと思うが、そのせいで彼女が悪魔と対峙したり一体化しているときが前作以上に艶めかしいものに。
確か大麻の不法所持で逮捕されたのもこの頃だったかと思うが、何かと危うい年ごろだったのだろう。


by odin2099 | 2021-09-23 11:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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