『未来戦士エンジェル・コマンドー/帝国の崩壊』(1984)
2021年 10月 06日
そこで仲間を募って本拠地のある島へと乗り込むのだが、彼女に同行するメンバーはかつてエンジェルが命を救ったことのあるインディアン美女のホワイト・スターと、以前エンジェルが刑務所にぶち込んだハーザーという姐ちゃん。
3人の巨乳美女たちが島へ辿り着くと早速荷物を没収され身体検査されたりと、全編に亘ってサービスショットが散りばめられている(けど、何故かメラニー・ヴィンツだけは少々出し惜しみ)。
この宗教集団の黒幕は太古の宇宙戦争の生き残りだとかいう邪神で、古の秘宝を手に入れんとする争奪戦があり(宝石強盗事件はそこに繋がる)、その結果出てきたのがヘンテコリンなビーム兵器だったり、悪役があっけなくやっつけられたなと思っていると何やら続編を匂わせているしと、大風呂敷を広げたはいいけれど一向に畳む気配のない取っ散らかった映画になっている。
それもこれも監督がロジャー・コーマン門下のウィノースキーだから、端からこんなもんだと思っていれば腹も立たない。
でもなあ、30年ぐらい前に見た時はもっと面白かった記憶があるんだけどなあ。
ところでインディアン美女を演じたレイヴン・デ・ラ・クロワというのは、ウィノースキー監督の奥さんだと聞いたことがある。
劇中でも悪の親玉から「一番美人」だとして特別扱いされるシーンがあるけれど、嫁さん自慢をしたいだけなのかな、おっぱいも「これでもか」と見せてくれているし。
もっとも衣装は本人のデザインらしいし、共同プロデューサーも務めてるようなので、彼女自身が見せたがりなのかもしれないが。