『スマター・トレック』（2009）

原題は”STAR TRIX: DEEP PENETRATION”、ロゴタイトルは＜TNG＞っぽいけれど、ベースになっているのは＜TOS＞。
お馴染みカーク、スポック、マッコイらが活躍する時代だ。
時期的にはクリス・パイン主演の＜ケルヴィン・タイムライン＞シリーズが始まったのに肖ったエロパロ作品なのだろう。

出演はジェイデン・ジェームズ、ライダー・スカイ、テイラー・スター、ミラン、ハン・ウェイ・ロー、ジャック・ローレンス、アレックス・ゴンズ、アレック・ナイト、チャールズ・デラで監督名がキャプテン・ダークというのは何だろう？

字幕だと船長の名前もキャプテン・ダークになってるんだが。

それにしてもこの作品は酷い。

お話なんかまるでない。

カークと異星人の女性、マッコイとウフーラ、スポックとクリンゴンの女性指揮官（に相当するキャラクター）のXXシーンが数珠つなぎされてるだけ。

一応は特撮とも呼べないくらい稚拙な宇宙船の航行シーンなども入っているし、キャプテンがゴーンらしき怪物と戦うシーンもあったりするが、60分という上映時間がとてつもなく長く感じられる凡作だ。

ファンにも篤志家にもお勧め出来かねる。

【ひとこと】
クリンゴン女性のアソコに”純粋”という漢字のタトゥーが入ってるのが妙に気になって仕方ない。
宇宙人設定とは関係なく、あくまでもあちらの女優さんが個人的に入れてるものなんだろうけど。