『白馬童子/南蛮寺の決斗 完結篇』(1960)
2021年 10月 22日

という興味で引っ張る”後篇”。
白馬童子の白装束はシンプルであるが故に、その魅力は不変。
また演じている山城新伍の演技や殺陣にも説得力があり、今日でも十分にヒーローとして通用する。
どこか投げやりな印象を受ける梅宮辰夫の遊星王子とは大違いである。
今時代劇は冬の時代だが、だからこそ今一度子供向けの時代劇ヒーローを見てみたいと思うのだが、やはり難しいのだろうか。
レトロ趣味に走ったり逆に現代的にアップデートもせず、このままで復活させても工夫次第では勝機がありそうなのだが。