『インクレディブル・ハメル』(2011)
2021年 10月 23日

ある日バナーはその鍵がガンマ線にあるかもしれないと思いつき、共同研究者であるエレーナにも黙って自らを被検体として実験を行うが、誤って大量に浴びてしまう。
その結果バナーは感情が高まると、緑色の怪物”ハルク”へと変貌してしまう体質となってしまった。
原題も”Incredible Hulk XXX,The: A Porn Parody”だが、<マーベル・シネマティック・ユニバース>の「インクレディブル・ハルク」ではなく、TVシリーズ「超人ハルク」のエロパロ映画。
見てないのだが、ドラマ版をかなり忠実にトレースしているらしい。
その結果かなり大真面目な映画になってしまい、ドラマ部分は見応えがある反面笑える要素は殆どなく、またメインキャラクターたちのSEXシーンも少なめという意外な仕上がりぶり。
その代わりにヒロインであるエレーナの自慰シーンが唐突にしかも長めに用意され、そこにイメージショットとしてバナーとの絡みのシーンを入れたり、また本筋に絡まない脇キャラ同士のSEXシーン(女性同士のレズシーン含む)を盛り込んだりしてボリュームを増やしている。
出演はアレクシス・テキサス、レクシー・ベル、インディア・サマー、リリー・ラボー、ターニャ・テイト、ゾーイ・ヴォス、デイル・デヴォン、リー・ストーン。ランディ・スピアーズ、監督はB・スコウ。
リリー・ラボーがエレーナ役で、トリ・ブラックがローラを演じている。
エロパロ映画なんてバカバカしい作品ばかりかと思ったら、こんな作品もあるんだね。
哀愁に満ちた音楽も良かったし、かなり真面なヒーロー&モンスター映画だった。