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『キャプテン・ハメリカ』(2011)

『キャプテン・ハメリカ』(2011)_e0033570_08161501.jpgナチス・ドイツと戦って世界を救って死んだ英雄キャプテン・アメリカ。
しかし彼は冷凍状態で生き延び、70年後の世界に甦った。
その彼の前に、やはり生き延びていた因縁の相手レッド・スカルが立ち塞がる。

<マーベル・シネマティック・ユニバース>版「キャプテン・アメリカ」のパロディとして作られたポルノ映画で、原題は”Captain America XXX: An Extreme Comixxx Parody”
監督はシニスター・X、出演はエヴァン・ストーン、ジュエルズ・ヴェンチュラ、ショーン・ミシェルズ、タラ・リン・フォックス、ジェニファー・ホワイト、アレックス・ナイト、インディア・サマー、アシュレイ・オリオン、チャーリー・チェイス、リジー・ボーデン、ジャッキー・ジョイ、ビル・ベイリー、ダン・クロス。

S.H.I.E.L.D.のニック・フューリーにシャロン・カーター、おまけにブルース・バナーとベティ・ロスまで登場というのは本家<MCU>よりも早い展開なのだが、現代に甦ったキャプテンとレッドスカルが対決するというのは「キャプテン・アメリカ/卍帝国の逆襲」に似ているし、バイクに乗って疾走するシーンはTVM「爆走ライダー!超人キャプテン・アメリカ」を彷彿とさせるなど、「キャプテン・アメリカ」の集大成といった趣の一篇。

ただキャプテンもそうなのだがシャロン役のタラ・リン・フォックスも殆ど動けず、アクションシーンは目も当てられない。
それにブルースの眼前でベティは重傷を負い、シャロンはどうやら死亡、そしてレッドスカルには逃げられ最後はキャプテンの慟哭で終わるなど後味が悪すぎ。
最初から前後編、もしくはシリーズ化の予定だったのか。


by odin2099 | 2021-10-24 08:25 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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