『ハメンジャーズ』（2012）

ラスベガスでハルクとアボミネーションが激突！世界は混乱に陥る。
シールドの長官ニック・フューリーはアベンジャーズを招集し、事態の収拾しようと努めるのだが…。

”THE AVENGERS XXX :A PORN PARODY”という原題からもわかる通り『アベンジャーズ』のエロパロ映画で、アイアンマンやホークアイ、ブラック・ウィドウ、ソーに加えてスパイダーマン、スパイダーウーマン、ミズ・マーベル、スカーレット・ウィッチ、シーハルクらが本家に先駆けて登場する。

しかもソーやホークアイ、スカーレット・ウィッチらは原作準拠のコスチュームだったりする。

監督はアクセル・ブラウン、出演はチャイナ（シーハルク）、ジェナ・プレスリー（スパイダーウーマン）、フェニックス・マリー（シャロン・カーター）、ダニー・コール（スカーレット・ウィッチ）、レクシー・スワロウ（ミズ・マーベル）、ブルックリン・リー（ブラック・ウィドウ）。

ラストは行方不明のハルクを見つけるべくアベンジャーズが出動し、一方別任務で北極圏を訪れたスパイダーマンは、氷の下に眠るキャプテン・アメリカを発見したところで幕。

この中途半端さは何なんだろう？

お話にはちゃんとオチをつけて欲しいもんだ。

それにしてもこの監督の作品、仕上がりにムラがあるなあ。

予算も製作日数も、どの作品も似たり寄ったりだと思うんだが。