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『カタークナイト ライジング』(2012)

『カタークナイト ライジング』(2012)_e0033570_19041426.jpgバットガールことバーバラとその父ゴードン市警本部長はジョーカーに囚われ、ポイズン・アイビーを巡って相棒のナイトウィングとの間に亀裂が入り、隠遁生活を送っていたブルース・ウェイン。
だが恐るべきテロリスト、ベインによってゴッサム・シティが危機に陥ったことを知った彼は再び立ち上がる。

「バットマン」というより<ダークナイト・トリロジー>を元にしたパロディで、ナイトウィング、バットガール、キャットウーマン、ジョーカー、ポイズン・アイビー、ザターナ、コンスタンティン、ベインと出てくると、なんだか本家よりも豪華な感じがしてくる。
実際キャラクターの再現度はなかなかのものだし雰囲気も悪くないのだが、いかんせんお話が暗くてつまらない。

ジョーカーはバットガールをレイプした後に銃で撃って半身不随にするし、バットマンはキャットウーマンの裏切りに遭いながらもベインを倒し、誘拐されていた婚約者のキャシーを救い出したかに見えたが、まさかの大敗北エンド。
こういう作品に期待は禁物ってことだ。

監督はアクセル・ブラウン、出演はペニー・パックス、ダニー・ジェンセン、エイデン・アシュレイ、クリスティ・マック、アンディ・サン・ディマズ、ジョヴァンニ・フランチェスコ、ブレンドン・ミラー。

パッケージほど格好良くはないし、宣伝ほど笑える箇所もないし、かといってヌキどころと言われても…。
なかなかに難しいジャンルなのだなと思い知らされる。


by odin2099 | 2021-10-29 19:08 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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