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『ファイナル・レベル/エスケイプ・フロム・ランカラ』(2019)

『ファイナル・レベル/エスケイプ・フロム・ランカラ』(2019)_e0033570_21333314.jpgジェイクとサラはゲーム好きの兄妹。
だがある日、ジェイクはゲームセンター内で行方不明になってしまう。
それから10年、サラは親友のレイ、クリッシーと一緒に新しいゲームセンター開設の準備を進めていた。
突然搬入された筐体の一台が作動し、プレイヤー欄にジェイクの名前が表示される。
失踪した兄は、もしかするとゲーム機の中に?
サラ、レイ、クリッシーがプレイボタンを押すと3人の姿は掻き消え、気が付くと彼女たちはゲームの世界に入り込んでしまっていた。

はい、アサイラム製の「ジュマンジ」ですね。
ゲームの中に閉じ込められた少年というのは一番最初の「ジュマンジ」だし(サイも出てくる)、襲われるとライフが一つずつ減っていき、三つとも使い切るとゲームオーバーというのは「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」や「ジュマンジ/ネクスト・レベル」からのイタダキでしょうね。
主人公が女性3人組というのは、ひょっとすると「チャーリーズ・エンジェル」を意識しているのかしらん?

この女の子たちがなかなか可愛くてビキニ姿で飛び跳ねてくれるし、彼女たちに立ち塞がる障害が恐竜やシャークネードだったり(楽屋落ちか?)、全体的にモタモタしてる上に終盤がやや湿っぽくなる割に最後までそれなりに楽しく見ることが出来ました。
アサイラム作品の中では上出来な方だと思います。
まあ、終わり方は「をいをい」と言いたくなるのをグッと堪えることにします。

脚本・監督はキャニオン・プリンス、出演はジェシカ・チャンセラー、エミリー・スウィート、ティアナ・タトル、ブランドン・ルート、テイラー・バーレンス、バイ・リン(!)。
ちなみに「ランカラ」というのがゲームの名前です。
どういう意味があるんだか、それともないんだか知りませんが。


by odin2099 | 2021-10-29 21:34 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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