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『地獄の女スーパーコップ』(1992)

『地獄の女スーパーコップ』(1992)_e0033570_19081266.jpgおとり捜査官として麻薬組織に近づきコカインを押収したヴィッキーは、上司からはやり過ぎを咎められてしまう。
更に恋人である同僚の刑事の浮気が発覚し、自暴自棄に。
一方多大な損害を被った売人は組織のボスに責め立てられ、何とか穴埋めしようとなりふり構わずブツをかき集めようとするがまだ足りず、とうとう警察を襲撃して押収されたブツを取り返すのだが、いっそのこと殺られる前にボスを殺して自分がトップに立とうとする。
現場に復帰したヴィッキーは組織を追い詰めるが、仲間たちが次々と倒れ……。

トレイシー・ローズがLAPDの女刑事ヴィッキーに扮したアクション映画。
原題(”INTENT TO KILL”)も監督(チャールズ・T・カンガニス)もキャストも製作年も、ついでに言うとDVDのパッケージデザインまでそっくりな『ハード・コップ』という作品があるのだが、おそらく改題・再発売したものだろう。

麻薬組織の連中は簡単に人を殺し過ぎるし、メインキャラもバンバン殺されるし、ヴィッキー自身もレイプ犯を半殺しにしたりして、全体的に暴力依存症の傾向が強い奴らしか出てこない。
またヴィッキーの彼氏も浮気性のクズで、この街には真面な人間は住んでないんだろうかと思う。
まあB級アクション映画なんてそんなもんだろうが。

トレイシー・ローズはなかなか動けているしセクシーで格好良いのだが、露出は下着どまり。
せっかく彼女を起用しておきながら、ヌードシーンの一つもないなんて宝の持ち腐れもいいとこだ。
観客が「トレイシー・ローズ主演」に求めてる要素なんて、それが先ず第一だろうに。

共演はスコット・パターソン、ヤフェット・コットー、マイケル・フォリー、アンジェロ・ティフィュ。


by odin2099 | 2021-11-05 19:10 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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