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『名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌』(2006)

『名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌』(2006)_e0033570_20004676.jpg調査依頼を受けた毛利小五郎は、コナンや蘭たちを伴い新しく出来たテーマパークを訪れた。
調査の間、蘭や子供たちにはパークの腕時計型フリーパスが与えられ自由に遊んで良いと言われるが、小五郎と何故かコナンだけはその場に残される。
謎の依頼人は小五郎とコナンにヒントを出し、制限時間内にある事件を解決して欲しい、それが出来なければ全員のフリーパスを爆破すると脅迫する。
またエリア外へ出た場合や、警察と協力する素振りを見せた場合も同様に爆破する仕掛けになっていると告げるのだった。
捜査に乗り出したコナンたちは服部平次や白馬探と遭遇。
彼らも同じ運命であることを知る。
また事件解決の鍵を、どうやら怪盗キッドが握っているらしいことも突き止めるのだが…。

劇場版『名探偵コナン』の10作目。
コナンと小五郎のバディ物?と思っていると、途中からコナンは服部と行動を共にし、更に白馬と合流。
高校生探偵3人が揃い踏みでの推理合戦というのはなかなか面白い趣向だ。
よって小五郎は3人とは別行動を取ることに。

白馬探というのはお初にお目にかかるが、『まじっく快斗』のキャラでキッドのライバルという設定だそうで。
『コナン』にもゲスト出演してるようでお互いに面識はあるようだが、服部とは今回が初対面らしい。
それにしてもこの世界には、一体何人の「高校生探偵」が活躍してるのやら。
もっとも本作に出てくるのは本人じゃなく、キッドの変装であったことが最後にはコナンの口から明かされる。

タイムサスペンスもあるが、そもそも依頼人の正体が誰で、どんな事件の何を解決すべきなのか、それ自体が大きな謎となっているのでかなり入り組んだお話になっている。
その手掛かりや推理の持って行き方には少々乱暴に思える部分もあるのだが、複雑に入り組んだプロットを2時間弱で、しかも子供たちを飽きさせない娯楽要素も盛り込みながら描き切ったことは評価して良いだろう。
ただ10周年記念の「オールスター作品」を作ろうとして、多すぎるキャラクター故に散漫になってしまった感は否めないが。

そして直接推理合戦には参加しないものの、人質グループの中で唯一コナンから真相を知らされている灰原哀が影のMVP的存在。
彼女が蘭や少年探偵団のみんなの暴走を何とか食い止めていたからこそ、コナンたちが間に合ったと言える。
彼女、いいキャラだな。


by odin2099 | 2021-11-09 20:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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