『アリスVSモンスター・スクワッド』(2016)
2021年 11月 10日

原題は”SINISTER SQUAD”で、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』と『スーサイド・スクワッド』を元ネタにしたアサイラム社のモックバスター作品。
『グリム・アベンジャーズ』の続編にもなってるようなのだが、マーベルの『アベンジャーズ』の次はDCの『スーサイド・スクワッド』を取り上げるとは節奏がない。
お話の分かり辛さは本家以上。
もう誰が裏切るかとかそういうレベルじゃなく、最初っからチーム編成に失敗してるから、次々と犠牲者が出ちゃう。
アリスは偉そうに命令するだけで何もしない(何も出来ない)ただのオバサンだし、他の連中も特殊能力の持ち主ってほどじゃない。
なまじっか怪物を集めちゃったので、かえって敵が増えちゃった、というのがアリスのお間抜けな計画だったということ。
その怪物連中も大したことなかったから、結果的に大惨事に至らずに何とか留まってるという危い状態。
それに『グリム・アベンジャーズ』の続編?
あれ?お話繋がらないぞ。
同じキャラも出てくるけど、演じてる人別人だし。
監督はジェレミー・M・インマン、出演はジョニー・レイ・ディアス、クリスティーナ・リッチャルディ、リンジー・ソーヤー、タリア・デイビス、ニック・プリンシピら。
リンジー・ソーヤー演じるゴルディがちょっと可愛いのが唯一の見どころか。