『新 謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉

お嬢様刑事・宝生麗子と毒舌執事・影山のコンビが帰ってきました。

ついでに（？）栄転したはずの風祭警部も。

そして麗子の後輩として天然キャラの新米刑事・若宮愛里も加わってパワーアップ。
自意識過剰の勘違い上司と空気読めない後輩ちゃんに挟まれ、麗子お嬢様の苦労も絶えません。

今回収録されているのは『風祭警部の帰還』、『血文字は密室の中』、『墜落死体はどこから』、『五つの目覚まし時計』、『煙草二本分のアリバイ』の５篇で最後が書き下ろし。
麗子というより風祭の推理がまずあり、それを影山が覆す、というパターンは全作で確立されています。

いずれ作品数が増えたらまたドラマ化して欲しいものですね。
前回のキャストはどうも自分のイメージとは遠かったので、今度は新しいキャストで是非！