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『宇宙からのツタンカーメン』(1982)

かつて「宇宙から来たツタンカーメン」「タイム・ウォーカー/時空の聖櫃」といった題名で再三テレビ放映されていた作品で、「タイム・ウォーカー」のタイトルでビデオも販売されていたと記憶している。
DVDには「タイム・ウォーカー/時空の聖櫃」もサブタイトル扱いで併記されている。

『宇宙からのツタンカーメン』(1982)_e0033570_21551108.jpgエジプトのツタンカーメン王の墓から、手付かずの棺に入ったミイラが発見された。
研究のためアメリカの大学へ運ばれ、”旅人”と呼ばれたこのミイラが通常の手順で作られたのではなく生きたままミイラにされたことや、”旅人”に触れたツタンカーメンが命を落としたことなどが、残された巻物に記されていたことがわかる。
そして異常な量のX線を放射してしまった結果ミイラは甦り、学内はミイラの盗難騒ぎで騒然となる。
一方学生の一人が副葬品のクリスタルを持ち出し、換金に失敗すると恋人や友人に売りつけたりプレゼントしたりしてしまう。
ミイラはクリスタルを取り戻すべく、持ち主に次々と襲い掛かる。

かれこれ35年ほど前に「日曜洋画劇場」でやっていたのを見ていた記憶がある。
「宇宙から来たツタンカーメン」なんてまるでネタバレじゃないかと思ったものだけれども、よく考えるとツタンカーメンは「宇宙から来た」ヤツに殺されたようなもんで、ツタンカーメン自身が「宇宙から来た」ワケではなかった。
そう、このミイラは宇宙人だったんである。

この宇宙人はグレイ・タイプというか、不気味にしたウルトラマンといった塩梅で、太古のエジプト人たちが一時は神と崇めたというのも一応納得出来るかな、というデザイン。
何人かの地球人を殺しちゃってはいるが、元はと言えばボンクラ学生が勝手に持ち出したクリスタル(故郷と通信するんだか、故郷へ帰るんだかする際に必要なパーツらしい)を取り戻すためだし、無関係な人には手を出さない分別はある。

またこの宇宙人が纏っているカビが地球人にとっては致命的らしく、ツタンカーメンもわざわざ”旅人”に会いに行って握手したらあっという間に亡くなった、ということらしい。
少なくとも侵略目的で地球に来たワケじゃなさそうだし、本当は友好的ないいヤツなのかもしれない。

ラストはちょっと意味不明。
宇宙人を庇った科学者が銃に撃たれ、宇宙人が手を差し伸べると二人して姿が消えて「To Be Continued」。
もし続編作られてたら「スターゲイト」みたいになってたのかなあ。
ちょっと見たかったかも。


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Tracked from いやいやえん at 2021-11-20 07:50
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Commented by ふじき78 at 2021-12-17 23:25 x
腕を切断した彼の事をもう少しみんな心配してあげてほしい。
Commented by odin2099 at 2021-12-18 21:24
> ふじき78さん

中盤以降、登場人物たちはどんどん整理されちゃいますからねえ。
そのまんま消息不明になってしまってる。
by odin2099 | 2021-11-19 21:56 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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