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『ベロゴリア戦記/第1章:異世界の王国と魔法の剣』(2017)

『ベロゴリア戦記/第1章:異世界の王国と魔法の剣』(2017)_e0033570_21062248.jpgテレビ番組で”魔術師”として人気を集めているイワンは、口先だけで生き抜いてきた孤児。
嘘がバレて逃げ惑う最中、突如見覚えのない異世界へ飛び込んでいた。
そこで彼を待っていた老人は、ここがベロゴリア王国でイワンは伝説の戦士イリヤの息子であること、そして彼こそが王国を救う戦士だと告げるのだった。

ディズニー・ロシアが製作したファンタジー映画の第一作。
ディズニー映画というと「ザ・アメリカ」というイメージがあるので、ロシア映画との相性はどんなもんだろうと思っていたのだが、蓋を開けてみると「夢とロマンと冒険と」というディズニー・ブランドに相応しい作品になっていた。

偉大なる勇士、戦士の息子、聖なる剣、不死者、魔女、呪いでカエルの姿にされた少女、水の精(半魚人)…とワクワクする要素が一杯。
コシチェイやバーバ・ヤーガ、ヴォジャノーイなんかが出てくるということはスラヴの民話や伝承を下敷きにしたオリジナル・ストーリーなのだろうが、ディズニー製作のファンタジー映画としては「ナルニア国物語」などより上手くまとまっているように思う。

それにしてもこの主人公、とにかく役に立たない。
彼だけが伝説の剣を探せるというので連れ回されるのだが、本人にはまるでやる気がないのだ。
お父さんは彼のイリヤ・ムーロメッツで、要するにイワンは”選ばれし者”なワケだが、いい年した大人だけに冒険の旅を経てもこれといって成長もしない。
それでも最後には一応は主人公らしい見せ場があるのでそれで帳消しになるのだが、どうやら続編でも大した進歩もないようなので逆にそれが気になる。

気になるといえば女性陣。
ヒロインであるヴァシリーサは呪いでカエルに姿を変えられているものの、普段は可憐な美少女かつ女戦士。
イワンとは最初のうちは反発しているが、段々といい感じになってゆく。

もう一人気になるのがヴァルヴァラ。
現在の王国を統べるドブリーニャの妻にして魔術師という妖艶な美女。
いわゆるラスボスの立ち位置にいるのだが、最後にあっと驚く展開が待っていた。

出演ヴィクトル・ホリニャック、ミラ・シヴァツカヤ、エカテリーナ・ヴィルコワ、コンスタンチン・ラヴロネンコ、エレナ・ヤコブレワ、セルゲイ・ブルノフ、監督はドミトリー・ディアチェン
続けて第二作も公開されるので、そちらも是非見に行こうっと。
あちらでは間もなく三作目も公開されるようだが、はたして日本に来るかな。

【ひとこと】
アルバトロスのロゴの後にシンデレラ城が出てくるのってヘンな感じ。


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by odin2099 | 2021-11-29 21:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)