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『遊星王子/恐怖の宇宙船』(1959)

『遊星王子/恐怖の宇宙船』(1959)_e0033570_22054039.jpg相次ぐ飛行機の遭難、そして世界各地の著名な科学者の失踪、それらはまぼろし大使の仕業だった。
科学者たちを通じて地球に降伏勧告を行う一方で、邪魔者である遊星王子抹殺をも企むまぼろし大使は、靴磨きのワクさんこそ遊星王子の仮の姿だと突き止める。
地球人の姿でいる時は、遊星王子は本来の能力を発揮出来ないと踏んだまぼろし大使。
遊星王子はその攻撃をかわし、誘拐された科学者たちを救出するべくまぼろし大使の本拠地である銀星の奇巌城へと乗り込んでゆく。

「遊星王子」の続編だが、前作で遊星王子とまぼろし大使との対決には一度決着がついているので、前後編とはいうものの新しいキャラクターが登場したりで独立して愉しめるようになっている。
いわばまぼろし大使の逆襲篇で、遊星王子もワクさんも比較的出番は少なめ。
特に中盤辺りまでは殆ど姿を見せず、まぼろし大使の独壇場である。

今回のまぼろし大使はなかなかの策士なのだが、結局は遊星王子の敵ではない。
とにかく遊星王子がチートすぎるのだ。
まぼろし大使に対して「いかなるお前の武器も私には通じないのだ」と嘯くのだが、全く持ってその通り。
まぼろし大使の攻撃はダメージを与えず、遊星王子の攻撃はクリティカルヒット!
何が凄いのか見ていてもサッパリわからないのだが、何だか知らないうちに遊星王子が勝利を収めて終わる。

それにしても梅宮辰夫の気怠そうな台詞回しはヒーロー向きじゃない。
子供たちに慕われる品行方正で快活なオジサン、それがこの時代のヒーロー像だったろう。
まあ劇場版「月光仮面」の祝十郎も、ちょっと不健康そうだったけれども。
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Tracked from ふじき78の死屍累々映画.. at 2021-12-02 21:18
タイトル : 『遊星王子』『遊星王子 恐怖の宇宙船』新文芸坐
企画「さらば銀幕の番長 追悼梅宮辰夫」から1プログラム。 ◆『遊星王子』新文芸坐 五つ星評価で【★★たつにいの仮面時代】 1959年、白黒、57分、初見。 TV版とデザインが異なるがマスク姿はなかなかシャープ。スーパー・ジャイアンツ的なモッサリしたTVの衣装より数段イカしている。光線銃の「ズバッズバッ」みたいな効果線はかなりかっこいい。 敵は銀星人。「遊星王子」の世界では、金星ライクで太陽...... more
Commented by ふじき78 at 2021-12-02 21:24 x
まあでも目が隠れてるデザインはいいよ。顔を全見せするにしてもスーパージャイアンツとかTV遊星王子みたいに楕円で囲むスタイルはかっこ悪いよ。

やはり主人公の強さも裏打ちがないとつまらんよね。
Commented by odin2099 at 2021-12-04 08:55
> ふじき78さん

いっそスーパーマンみたいだったら潔いんだけど、なんか中途半端でマヌケに見えるんだよなあ。
「アラーの使者」のように眼だけ出す方が印象に残る。
「白馬童子」もそうだけど。
by odin2099 | 2021-12-01 20:46 |  映画感想<ヤ行> | Trackback(1) | Comments(2)