『NUE.T./ヌイテー』(2013)
2021年 12月 09日

邦題の方は「サイテー」だと思いますけどねえ。
お話は原典をかなりなぞってます。
一人取り残された宇宙人と少年エリオットの物語…ではなくエリーという少女のお話です。
え、いや少女?
少女にはちっとも見えませんけど、一応学校には通ってます。
酔っぱらったE.T.とシンクロして、カエルを逃がすシーンも再現されてます。
もっともこっちのE.T.がテレビで見てるのは、メロドラマじゃなくてAVですけどね。
このエリー、怖がりだけど好奇心旺盛。
チョコレートを置いてE.T.を誘き寄せ、現れたら現れたで恐怖に身が竦むんですけど(本家にかなり似てますがキモイです)、何故か次のシーンでは服を脱いで誘惑し始めます。
E.T.はE.T.で誘いにあっさり乗っちゃうし、エリー以外の女の子ともヤッちゃうんですよね。
笑うに笑えないシーンです。
ハロウィンに託けて外出し仲間の宇宙船を呼ぶ件や、エリー共々病気になり復活する展開からの最後のお別れシーンまで、超ダイジェストですけど『E.T.』ってこんなお話だったよなと思い出すことが出来るくらいはトレースしてます。
ちょっと違うのは、お母さんが文字通り”体を張って”E.T.が逃げる時間を稼ぐくらいでしょうか。