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『ファイナルスキャンダル 奥様はお固いのがお好き』(1983)

『ファイナルスキャンダル 奥様はお固いのがお好き』(1983)_e0033570_21044152.jpg質屋を営みながら貧乏学生相手の下宿も経営している珠子は、陶芸家である夫の紳一郎と二人暮らし。
そこに姪の幸子がお手伝いとしてやって来た。
いつも大騒ぎの下宿に閉口した幸子は、その不満を幼い頃から憧れていた紳一郎にぶつけ、大胆にも関係を迫るが相手にされない。
不動産屋がこの土地を高値で買い取ろうと画策していることを知った幸子は、紳一郎への腹いせに土地の権利書を盗み不動産屋へ渡してしまう。
下宿が取り壊されれば居場所がなくなってしまうと、学生たちは一致団結して不動産屋から権利書を取り返そうと奮闘する。
一方珠子は近くの工事現場の監督に一目惚れ。
田舎へ帰るという彼に、全てを捨てて付いて行こうとするのだったが…。

『マダム・スキャンダル/10秒死なせて』に続いて五月みどりが主演した<にっかつロマンポルノ>第2弾で、彼女自身の持ち込み企画とのこと。
共演は岡本かおり、朝吹ケイト、天田俊明、青空はるお、森村陽子、笑福亭鶴光、赤塚不二夫、鹿内孝、監督は小沼勝。
金子修介が脚本と助監督を担当している。

様々な相手に口説かれてモテモテの人妻、という役どころの五月みどりはこの時44歳ぐらい。
しかし年齢を感じさせない可愛らしさと同時にボンクラ学生どもを手玉に取る妖艶さ、それに惚れた男に尽くそうとする一途さを醸し出し、これなら男たちが彼女に夢中になるのも無理ないなと思わせるだけの魅力を発揮している。

色々な事件が起きるものの、なんだかんだで結局は元の鞘に戻るという艶笑劇は取りたてて語るほどのストーリーを持ち合わせていないが、五月みどりを見てるだけで十分。
当時20歳前後だった岡本かおり(岡本椛里)や朝吹ケイトのフレッシュなヌードも見どころの一つ。

マリリン・モンローに扮した五月みどりの、カーテンコールのようなステージショーで映画は幕を閉じるが、これは悪ノリというかちょっと意味不明。
しかしスチール写真で見ると浮きまくってるが、動いてる姿は意外と違和感がない。
by odin2099 | 2021-12-11 21:06 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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