『ドント・ルック・アップ』(2021)
2021年 12月 25日
しかし事態は思わぬ方向へ転がりだした。
果たして彼らは地球壊滅の危機を救うことが出来るのか?!
ジェニファー・ローレンスにレオナルド・ディカプリオ、メリル・ストリープにケイト・ブランシェット、ロブ・モーガン、ジョナ・ヒル、マーク・ライランス、タイラー・ペリー、ティモシー・シャラメ、ロン・パールマン、アリアナ・グランデ、ジーナ・ガーション、リーヴ・シュレイバー、サラ・シルヴァーマン、クリス・エヴァンス…とやたら豪華なキャストが揃ったNetflix製のドラマ。
配信に先駆け一部の劇場で上映中で、評判が良さげだったので鑑賞。
コメディはコメディなんだけどかなり風刺が強い辛辣なブラック・コメディで、もっと気楽に楽しめる作品を期待していたので当てが外れた。
ニヤニヤ出来る場面も多いけれど、それ以上に腹立たしく感じる場面が多く見ていてフラストレーションが溜まって仕方がない。
政府関係者の事勿れ主義と利権に対する貪欲さ、マスコミ関係者の「面白ければそれで良い」という無責任さ、何れも呆れるを通り越して憤りを感じたのだが、実際に未曽有の危機が迫った場合はこういった反応の方が案外リアルなのかも知れない。
ラストもコメディらしいオチを付けてはいるのだが、どうにもこうにも後味が悪い。
名優たちの吹っ切れた演技は見物だが、中弛みもあって最後までノレなかった。
どうも自分とは相性が悪かったようで…。
◆『ドント・ルック・アップ』シネリーブル池袋2 ▲笑うと負けよ、アップップ。 五つ星評価で【★★★よく出来てるけど勧善懲悪が好き】 ネタバレ的である。 ツイッターでの最初の感想↓ 明確にコメディーの立脚点なのに設定がリアルで苦笑い。「博士の異常な愛情」的であるにも関わらず、予言の書みたいで、うーん。 地球人類滅亡コメディー。ラストまで容赦なし。ただ設定が「ブラックやなあ」とは思うが...... more