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『見てきたように面白い超古代史』 黒戌仁

『見てきたように面白い超古代史』 黒戌仁_e0033570_18275420.jpg副題は”「人類の起源」から「来るべき終末の暗示」まで”。

10番惑星ニビルとその住人アヌンナキとか、超古代文明とか、レムリア、ムー、アトランティスら失われた大陸、それに本書にも引用されている「竹内文書」などの古史古伝は大好物の自分にも、申し訳ないが内容はチンプンカンプン。

「AはBである」「BはCである」「故にAはCである」
という説明の場合、何故「BがC」なのかの説明がなければ「AはC」という結論には納得しがたいと思うのだが、どうも本書の進め方だと「BがC」なのは当然だから「AはC」なのだ、と言ってるようにしか受け取れなかった。

しかもあっちこっちに話が飛ぶ。
シュメールの石板の話をしていたかと思うと日本のデイダラボッチの話になり、インド神話に触れたかと思うとユダヤ教からの引用がありという具合で、その関連性はサッパリ…。

うーん、コイツは手強いぞ。
by odin2099 | 2022-01-06 18:29 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur