『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』(2021)
2022年 01月 09日
先ずは一言。
「みんな嘘つき~!」

出てこなかったのはキルスティン・ダンストのMJと、デイン・デハーンのハリー・オズボーンくらい?
いくら守秘義務があるからって、嘘はいかんよなあ、嘘は。
そしてこの作品、見事に<MCU>版『スパイダーマン』三部作の完結篇になっていた。
それだけじゃない。
サム・ライミ&トビー・マグワイアの『スパイダーマン4』、マーク・ウェブ&アンドリュー・ガーフィールドの『アメイジング・スパイダーマン3』、ついでに言うなら『ヴェノム2.1』ぐらいの役割を担っている。
グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロ、サンドマン、リザード、過去作品から呼び寄せられたヴィランたちはより深みを増したキャラクターとして再登場し、先輩スパイダーマンの二人も「カメオ出演では?」という懸念を払拭するような存在感。
『ホームカミング』の時のトニー・スターク、『ファー・フロム・ホーム』の時のミステリオ(中盤までだけど)に代わる今回のピーター・パーカーにとってのメンター役だった。
てっきりスティーブン・ストレンジの役回りかと思ってたんだけど、この先生、トニー以上に自分以外のことには関心なかったんだっけ。

重たく暗い結末だ。
元々はここでスパイダーマン=ピーター・パーカーは<MCU>を去り、<SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)>へと合流する予定だったのかもしれないが、契約は更新されめでたくスパイダーマンは<MCU>にも残留することが決定。
ということは将来的に何らかの形で再びこの世界のピーターに会えるということ。
その日まで、しばしの別れだ。
エンドロール後には(他社作品である)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の予告が流れるが、今回やらかした後始末を先生が何とかしようと奮闘する話らしい。
ということはこれ、『ドクター・ストレンジ2』まで行かないけど、『ドクター・ストレンジ1.5』くらいに相当する作品でもあったわけだ。
凄いな。
ともあれ<フェイズ4>に入って、初めて納得出来る作品に出会えた気分だ。
【ひとこと】
ベティ役のアンガーリー・ライスちゃんの出番が少ない!
【ひとりごと】
この作品見て思ったこと。
ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンや、クリス・エヴァンスのヒューマントーチの<MCU>参戦、こりゃあるかもなあ。

アメコミ系三つできるだけ軽く。 ◆『モービウス』新宿ピカデリー2 ◆『モービウス』ユナイテッドシネマ豊洲10 ▲画像は後から。 五つ星評価で【★★春眠】 二回観たけど、二回とも途中で意識が途切れてしまった。 幾何学系デザインに妙な音のOP、EDはイカレてて好み。 そうすか、吸血鬼ですか。常人が吸血鬼になって血の欲望に抗うという非常にベタな展開で、煙草会社がお金出してそうなCG表現は面白い...... more

アンドリュー・ガーフィールドも、
僕は出演依頼を受けてないって言ってたのに、
しっかり出てるじゃん!!
こういう時って、
本当のことは言えないけど嘘も言わないのが
暗黙のルールだったのに、
みんなめちゃくちゃ嘘つき(笑)
だけどその嘘のお陰か?
予想外すぎる彼の登場に、
喚起の悲鳴をあげてる女性がいました。
そして、いろいろ良かったけど、
MJを助けたのが彼で良かった。
3人のピーターにしろ、マードックにしろ、否定していた割に画像が流出しちゃったりで結構甘いといえば甘かったですね。
これ、内部からのリークじゃなかったのかなあ?
だとしたら情報漏洩で大問題になるはずだけど、それほど問題視はされてなかったようで不思議。
ひょっとして情報を小出しにして反応をテストしていたとか?
事前に全部わかった上で見てましたけど、それでも色々と興奮しました。
カメオじゃなくガッツリとメインストーリーに食い込んでるのも意外だったし、これ以上の共演は望めないかも。
またハードル上げちゃったな。
