テレビアニメ版の第1話が放送されたのは、2009年の4月5日。
早いもんでもう13年も前になりますか。
その翌月末には原作者である栗本薫の訃報が届き、それから<グイン・サーガ>とは段々と疎遠に。
このアニメ版も早い段階で脱落してしまったっけ。
vol.1には第1話「豹頭の仮面」と第2話「黒伯爵の砦」を収録。
1話だけ定型のオープニングが存在せず、いきなりモンゴール兵がクリスタルパレスへ侵攻する場面から始まり、”パロの真珠”リンダとレムスを逃がすためにアルド・ナリスが単身モンゴール兵に立ち向かうものの、一瞬にして倒されるのでありました。
以前に
淡海悟郎が手掛けたイメージアルバムの印象が強かったものの、
植松伸夫が手掛けた今回の劇伴も良い出来だし、パロの王宮を始めとした美術設定も美しいのだけれども、全体的に画面が明るすぎ、またアニメアニメしたキャラクターデザイン(変な表現だけれども)に違和感を覚えたのも早期離脱の一因。
やはり加藤直之、天野喜孝、末弥純、丹野忍と続く原作小説のイラストとはムードが違い過ぎましたね。
またグインの声が堀内賢雄なんですが、これは全く想像すらしてませんでした。
意外な、というよりミスキャストかなあ。
まあせっかくなので、これからこのアニメ版にちょっと付き合ってみようかな、と思っとります。
しかしアニメ化で一番ビックリしたのは「グイン」のイントネーション。
はあ、ここにアクセント置くんだ???