『サイボーグ009』(1979)#1
2022年 01月 23日
東映の下請けでサンライズが製作した1979年版、当時は『新・サイボーグ009』とか『サイボーグ009(新)』とかファンは呼んでたっけ。

このVOL.1には第1話「よみがえった神々」、第2話「氷にねむる巨人」、第3話「凱旋門の鬼」、第4話「誇りに燃えよアフリカの星」、第5話「巨人よ眠れ伝説の中に」を収録。
これまた真面に見るのは本放送以来かな。
改めて驚いたのがゲストキャラたち。
普通なら危険に巻き込まれたとしても、ジョーたちに助けられて終わりそうなものなんだけれども、意外やあっさりと命を落とす場面が多いのです。
安易なハッピーエンドを拒絶しているということは、如何にサイボーグ戦士たちが過酷な状況に置かれているのかを端的に表現しているのでしょう。
ちなみに北欧神話に興味を持つようになったのはこの作品(<宇宙樹編>と題されている)と、その元になった原作の<エッダ編>が切っ掛けなのでした。
そういやイワンの予知夢に始まり、00ナンバーサイボーグが集結して、という展開は『超銀河伝説』も同じでしたね。
まあ、あちらはこのテレビ版の続編且つ集大成みたいなもんだから、パターンとしてそうなっちゃうのかな。