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『さよなら銀河鉄道999/アンドロメダ終着駅』<DolbyCinema版>

続いてこちらもハシゴして鑑賞。
こっちは初公開以来の劇場での鑑賞と相成りました。

『さよなら銀河鉄道999/アンドロメダ終着駅』<DolbyCinema版>_e0033570_19250434.jpg元々思い入れも何もない作品なので、一作目のように「絵がー」「音がー」ってことは気にならず、あー、久しぶりにおっきな画面で見たなあという程度。
それでも家でBlu-rayとかで見るよりは「没入感」があったけれど、それは<ドルビーシネマ>故というより単純に映画館の暗がりだったから、という気もします。

今回改めて気になったのが、音楽の合わなさ。
画面と音楽が流れだすタイミングのことではなく、旋律、曲調その他諸々。
雰囲気に合ってないですねえ。

例えば「再会〜LOVE THEME〜」、ラーメタル星での鉄郎とメーテルとの再会シーンに流れますけど、ここでは盛り上がったところでぶつ切りされます。
最後の二人の別れのシーンでもう一度流れますが、こっちの使い方ならまだ納得です。

「終曲〜戦いの歌〜」、しんみりした別れの後で流れるには些か勇ましすぎ。
しかもこの後で主題歌「SAYONARA」が掛かるんですからねえ。
かといってその前に、ラーメタル星でのパルチザンの戦いのシーンに流れるのはテンポが合ってません。

斯様に曲が画面に、というか作品に合ってないのに加えて、使い方も疑問符が付く場面が少なからずありました。
そんなこんなの不満点を再認識する結果になっちゃった感じです。

しかし<ドルビーシネマ版>にするしないはともかく、旧作をリバイバルする試みは今後も続けて欲しいものです。
『1000年女王』、『わが青春のアルカディア』、『地球へ…』、『サイボーグ009/超銀河伝説』、それに『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ等々、見たい作品はまだまだ沢山ありますから。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3884525/
https://odin2099.exblog.jp/23590206/
https://odin2099.exblog.jp/27555377/
https://odin2099.exblog.jp/29121097/


by odin2099 | 2022-01-25 19:26 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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