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『マジンカイザー』①

『マジンカイザー』①_e0033570_20062172.jpgもう20年前の作品になるのか。
「ビバ!びでお」で実は全話レビューをとっくにやってるんだけど、久々に見たくなって引っ張り出してきた。

一応その時の文章を転載すると――

マジンガーZ、グレート・マジンガーを更に上回る最強マジンガーの構想そのものは、TVシリーズ第3弾として『ゴッドマジンガー』なる企画が立ち上がった時点から存在していた。
しかし諸事情から『グレート・マジンガー』の後番組は『UFOロボ グレンダイザー』に決定。
ストーリー上は前2作の延長線上にあるものの、マジンガーそのものとは一線を隔した存在となってしまっていた。
後に別企画で『ゴッドマジンガー』が作られたり『マジンガーZ』のリメイクが何度か試みられたが、残念ながらシリーズを継承する作品が生まれることはなかった。
そんな中意外な形で誕生したのが新たなるマジンガー、マジンカイザーである。
それはゲーム中に登場するオリジナルの新キャラクターとしてであった。
そしてその後は独立したキャラクターとして認知され、今回遂にOVAとして鮮烈なデビューを飾ることになったのである。

なんといっても注目したいのはキャスティング。
兜甲児/石丸博也、弓教授/八奈見乗児、あしゅら男爵/柴田秀勝・北浜晴子、ドクターヘル/富田耕生とオリジナル・キャストが再集結。
このメンバーが顔をそろえるのは実に27年ぶりという快挙だ。
新魔神伝説「魔神皇帝」は、今立ち上がるのだ!


続いて第1話「激闘!ダブルマジンガー」の感想をば、再び転載。

あしゅら男爵率いる機械獣軍団の襲撃、それを迎え撃つのはマジンガーZだ。
ボスボロット、更にアフロダイAも参戦する。 
更なる機械獣に囲まれるZだったが、そこへ颯爽と駆けつけたのはグレート・マジンガー。
だがさしものダブルマジンガーも、次々と繰り出される機械獣軍団の前では劣勢に立たされる。
そして遂にZが倒れた。次いでグレートも。
甲児はパイルダーと共に行方不明となり、Zはあしゅら男爵に連れ去られてしまう…。

ドクターヘルは回収したZを改造、あしゅら男爵に手薄になった光子力研究所襲撃を命じる。
鉄也はまだ修理の完了しないグレートで出撃するが、改造されたあしゅらマジンガーの前になすすべもない。
そこへ突如現れた謎のロボット。弓教授はそのロボットをマジンカイザーと呼んだ。
カイザーはたちまちZを圧倒する。
グレートと研究所を救ったかに見えたカイザーだったが、その矛先は今度は研究所に向けられた。
何故? そしてそのカイザーの操縦席にあった姿とは…?

Zとグレートが共存していてドクターヘルが健在、というのは従来の時間軸の流れとしてはあり得ないのだが、この世界では誰がどういう経緯でグレートを作ったのだろうか。
そしてマジンカイザーも。追々明かにされて行くのだろうが、なんとなく納得いかない部分ではある。
だが、やはりオリジナルキャストの復活は嬉しい。
「ロケェットパァ~ンチ!!」「光子力(こぉしりょく)ビィィ~ム!!」 昔とは多少叫び方も変ってしまってはいるが、やはり兜甲児はこうでなくては。
あしゅら男爵や弓教授にも往年のシャープさが欠けているが、ドクターヘルも含めて流石にベテラン揃い。役柄へのアプローチそのものは的確だ。
そうなると気になるのがやはり新キャストの面々。
さやかやジュン、シローあたりは兎も角、剣鉄也とボスだけはオリジナルで揃えて欲しかったものだ。
他のメインキャラがオリジナルキャストだけに、妙に浮いてしまって仕方がない。
それに音楽もやはり渡辺宙明サウンドでないのはどうにも落ち着かないのだが、全七話という中で徐々に慣れていくだろうか。


――はい、最後まで慣れませんでしたね。
今回の見直し体験でどこまで感想が変わることやら。

ただやっぱり兜甲児=石丸博也だってことは痛感させられました。
『CBキャラ 永井豪ワールド』では山口勝平が、『真マジンガー 衝撃!Z編』では赤羽根健治が、『マジンガーZ/INFINITY』では森久保祥太郎がそれぞれ演じてるが、本物はただ一人なんである。


Commented by まんじゅう at 2022-02-14 08:12 x
最初は俺も、ほぼ同じ感想でした。
しかし、その後の真マジンガーが、途中からこの作品以上に納得できないところがあって、楽しめなくなって。
もっと純粋に、永井豪の原作版のアニメを見たい!・・・そう思ったときにコレを思い出し、そういう視点でもう一度見直したら、このかわいい絵とゆるい展開は、よく見ると永井豪の原作版そのものだな・・・と感じて。それでも(設定やあしゅらマジンガーなど)納得の出来ない部分はあるけど、それ以降、真マジンガーよりは楽しめるようになりました。
だけどやっぱり、なんだかんだで、永井豪のマジンガーZはマンガで読むから楽しくて、アニメで見て楽しいマジンガーZは東映のオリジナル版なんすよね。
最も納得できる続編はダイナミックヒーローズだと思っています。
Commented by odin2099 at 2022-02-14 21:24
> まんじゅうさん

「真マジンガー」は途中で脱落しました。
最初は漫画版のアニメ化及び「Zマジンガー」のアニメ化の部分に期待してたんですけど、途中からコレジャナイ感が強くなってきちゃって。

この「マジンカイザー」は漫画版「マジンガーZ」をやりたいんだけど、出来ないからカイザーでやっちゃおうというあたりが微笑ましいというか姑息というか…。
でも案外”永井豪の「マジンガーZ」”というのは強いですね。

個人的に一番好きなのはテレビアニメ版。
仰る通り「ダイナミックヒーローズ」は(途中までしか読んでませんが)嬉しかったです。
「マジンガーZ/INFINITY」はもう少しテレビ版に寄せてくれてれば…。
by odin2099 | 2022-02-10 20:10 | ビデオ | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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