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『スター・トレック:ボーグ・ボックス』Disc.2

「ボーグ・ボックス」の2枚目は、「ボーグ“ナンバー・スリー” (TNG-シーズン5)」、「ボーグ変質の謎(前編)(TNG-シーズン6)」、「ボーグ変質の謎(後編)(TNG-シーズン7)」、「生命体8472(前編)(VGR-シーズン3)」の4エピソード。

『スター・トレック:ボーグ・ボックス』Disc.2_e0033570_08261584.jpg『新スタートレック』シーズン5 223「ボーグ"ナンバー・スリー"
負傷したボーグを艦内に収容し、治療をするエンタープライズ。
当初はボーグ救出に反対していたピカードも、この”ナンバー・スリー”と称するボーグを逆に利用し、ボーグそのものを全滅させる策を思いつく。
だがクルーと接しているうちに”ナンバー・スリー”には自我が芽生え、集合体としてではなく個人として考え、行動するようになる、というお話。
ラフォージによって”ブルー(原語だと”ヒュー”)”という名前も与えられる。
人間とは相互理解不可能な、非人間的存在として登場したボーグだったが、設定の見直しというか、掘り下げる必要が出てきたのだろう。

『新スタートレック』シーズン6 252「ボーグ変質の謎・前編」 シーズン7 253「ボーグ変質の謎・後編
シーズン跨ぎとなった前後編。
ピカードたちが遭遇したボーグたちは、集団ではなく個で行動していた。
実は仲間の元へ帰った”ナンバー・スリー(ブルー)”によってボーグに大混乱が起こり、そこに現れたデータの兄ローアによりボーグは大きな変化を遂げたのであった。
感情の芽生えたデータはローアの干渉によってエンタープライズのクルーを裏切り、ピカードたちは大ピンチに陥るのだが、”ブルー”たちの介入によって窮地を脱するという、シリーズを見ていないとやはりちょっと厳しいかなという内容だった。
そういや冒頭、アインシュタインやニュートンと並んでホログラムでホーキング博士が登場するのだが、これを本人が愉しそうに演じているのがなんか良いな。

『スタートレック:ヴォイジャー』 シーズン3 168「生命体8472 (前編)
こちらは殆ど予備知識のない<スター・トレック>第4のシリーズから、しかも前後編の前編のみなので、誰が誰やらどういう関係なのやらちょっと混乱する。
ボーグ以上の強敵エイリアンが登場し、ボーグもヴォイジャーも大弱り。
困ったジェインウェイ艦長はボーグとの共闘を模索するのだが…というところで終わってしまっている。
さて今後の展開や如何に?
続きはシーズン4へ持ち越された。

出てくる相手は共通したボーグという存在なのだが、それに対する主人公サイドがこれまで『エンタープライズ』、『ネクスト・ジェネレーション』、そして『ヴォイジャー』と3つの番組に分かれているのは何か不思議な感じ。
その一方で歴史と、それからスケールの大きさも感じさせてくれるので、連続モノとして見るのも面白い。

by odin2099 | 2022-02-20 08:07 | テレビ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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