『咲／Saki』Vol.2

県予選を目指す清澄高校麻雀部。

部長の久は、咲と和をまこの自宅である雀荘の手伝いに行かせる。

そこでメイドとして給仕しながら客の相手で卓を囲んでいた二人だったが、その前に謎の女性が現れ二人はコテンパンに叩きのめされる。
実は彼女、”まくりの女王”と呼ばれるプロ雀士の藤田靖子（演：夏菜）。
この雀荘の常連であり、友人の久の頼みで咲と和に挑んでいたのだ。
打ちのめされる咲に対し、もっと強くなればいいと言い放つ和。
改めて県予選の突破、全国大会への出場を二人は決意する、という「第三局」。

ここで県予選を争うライバルとして部長の久が名前を挙げたのは、風越女子高校（福路美穂子／加村真美、池田華菜／武田玲奈、吉留未春／吉崎綾、深堀純代／星名美津紀、文堂星夏／樋口柚子）。
また昨年、その風越を破ったダークホース的存在なのが龍門渕高校（天江衣／菊地麻衣、龍門渕透華／永尾まりや、国広一／柴田杏花、井上純／小篠恵奈、沢村智紀／金子理江）で、彼女たちに勝たなければ全国へは進めない。

続く「第四局」では夏季合宿の模様が描かれる。

それぞれの課題克服が課せられた合宿だったが、久の本当の狙いは短期間で上達することよりも、チームワークの大切さを叩きこむことだった。

更に強豪校として鶴賀学園高等部（加治木ゆみ／岡本夏美、東横桃子／あの、蒲原智美／大西亜玖璃、妹尾佳織／長澤茉里奈、津山睦月／山地まり）も紹介される。

合宿を打ち上げ、いよいよ明日から県予選、というところでこのドラマ版は幕。
続きは劇場へ――ということになるのだが、今見ても出演者の顔触れは凄い。

正に若手女優の見本市といったところだ。

あれから５年以上経ち、中には芸能界を引退したり、女優業とはちょっと異なる道へ進んだ人もいるとはいえ、大半が現在でも一線で活躍しているのだから贅沢な現場だったといえるだろう。