『マジンカイザー』③
2022年 03月 07日
マジンカイザーの操縦訓練を続ける甲児、さやかの乗る新たなロボット・ビューナスAも完成間近。
一方業を煮やしたドクターヘルの命を受け、あしゅら男爵は「カイザーが如何に強力であろうと、操縦者はただの人間にすぎない」として甲児を暗殺するべく殺人アンドロイド・ガミアQを差し向ける。というわけで、まるでTVシリーズを見ているかのようなオーソドックスなエピソードが展開。
詰め込み過ぎの1・2話に比べて、甲児やさやか、ボスらのキャラクターも立っていて安心して見ていられた。
ガミアQは原作版『マジンガーZ』からのセレクト。
原作に比べれば出番が少なく、もう少し違った見せ方があっても良かったのかなと思わせるが、尺を考えればこの程度が無難か。
原作版からはビューナスA(『グレートマジンガー』に登場するのとは別物)を登場させたり、ラストではローリィとロール姉妹まで引っ張り出す(4話以降のレギュラーだろう)など、『マジンガーZ』の続編的新作としての『マジンカイザー』と、『マジンガーZ』のリメイク(というよりは原作版の映像化)としての『マジンカイザー』が奇妙に同居したままシリーズは進行して行くが、その着地点がどのあたりにあるのか今後が楽しみである。
以上、「ビバ!びでお」から転載。
第3話は「甲児暗殺指令!」。
なんだかんだで甲児とさやかはラブラブな感じだし、甲児とボスも喧嘩友だちといったところで、これは原作漫画版の関係に近い。
最後にはマジンカイザーとビューナスA、ボスボロットの共闘(?)が見られるし、アニメでこの関係性が見られるのは何か新鮮でもある。
冷静に見てると石丸博也は、無理して声を若めというか高く作っているのがわかる。
声を張ると台詞回しがゆっくりになるのは誰しも同じか。
これが行き過ぎると聴いていて哀しくなってくるのだが、この頃はまだ許容範囲。
「マジンガーZ/INFINITY」での交代は、今考えると致し方なかったのだろうなあ。

高音とかすれた声が混ざった
独特な声質ですよね。
森久保祥太郎や赤羽根健治は
決して悪くないですけど、
高音だけでかすれた感じがないので、
違和感あるんですよね。
個人的には松岡禎丞さんに、
キリトくんと嘴平伊之助の
中間くらいの声で演じてもらうと、
高音とかすれた感じが混ざるので、
声は全然似てないけど、
雰囲気はかなり似るような気がするので、
違和感も少ないかな?と思っています。
「ウルトラギャラクシーファイト」、前回はタロウの声が石丸博也と森久保祥太郎のダブルキャストになってましたが、新作はどうやら森久保祥太郎オンリーっぽい?
石丸さん、タロウ役も勇退なのかなあ。
松岡禎丞さんがどういう声なのか聴いたことがんあいので、想像が付かない~((+_+))