『キングスマン/ファースト・エージェント』(2021)
2022年 03月 21日
但し諜報機関”キングスマン”設立秘話というヤツで、お馴染みさんは誰一人出てこない前日譚だ。

なんかすっかり気持ちが切れちゃったので劇場公開はスルーしちゃったけど、Blu-rayも発売されたことだしやっと鑑賞。
「羊飼い」と呼ばれる謎の男率いる一団が暗躍し、第一次世界大戦が勃発。
出演はレイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン、ジャイモン・フンスー、ジェマ・アータートン、リス・エヴァンス、トム・ホランダー、マシュー・グード、監督はマシュー・ボーン。
スパイアクションというよりは戦争映画で、前作までのような笑えるシーンは殆どなく、諜報戦の面白さよりは戦争の悲惨さが強調されていて、全体的に暗くて重たいトーンが貫かれている。
やっぱりこのシリーズ、自分には合わないみたいだな。
ジョージ5世、ヴィルヘルム2世、ニコライ2世――英独露三か国のトップが従兄弟同士だったのは、不勉強ながら初めて知った。

「キングスマン」の誕生譚である。20世紀前半に、イギリスでどのようにして「キングスマン」が誕生したのか?その始祖をレイフ・ファインズに設定して、哀しくも勇敢な物語が展開される。その背景には、なんちゃって歴史物というか、20世紀初頭からの第一次世界大戦前後の欧米史は、実は裏にこんなことがありました、のフィクションがあり、それがメインディッシュとなっている構成である。実はコレ、多少子供騙しの体なのだけれど、私はとても面白かった。それとは別に、想像していた展開とは異なって、あの人があんな風に死ぬなんて、予...... more

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/176714/ ↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。 ・オックスフォード公爵: レイフ・ファインズ☆ レイフの英国紳士ぶりに期待していました! “キングスマン“が出来る前。 ある集団を束ねる“羊飼い”の策略によって 第一次大戦が始まっていった。 ↑実際の出来事とからませていくのが ヤバさの興味をそ...... more

未レビュー感想五つライトに(行きたい、行きたいところであるが)。 ◆『キングスマン ファースト・エージェント』新宿ピカデリー6 ▲画像は後から。 五つ星評価で【★★★★予想外にイケた】 ツイッターでの最初の感想(↓) これがおもろいのだな。中盤のあの展開にはビックリ。あとラスプーチンがキャラ立ってて好き。あとレイフ・ファインズ以外むちゃギャラ高そうな人いないのも好感持てる。あと悪の本拠...... more
