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『オーケストラで楽しむ映画音楽XIII』

『オーケストラで楽しむ映画音楽XIII』_e0033570_18532246.jpgホールアドバイザー秋山和慶企画の「オーケストラで楽しむ映画音楽」、今回が13回目とのこと。
以前に何回かチェックしたことはありましたが、聴きに行くのは今回が初めて。
前半が「ジョン・ウィリアムズ生誕90年」の記念特集で、後半は本人を招いての「久石譲作品集」という組み合わせだったので、これは行かねば!とチケットを取りました。

場所はお馴染みのミューザ川崎シンフォニーホール
指揮は秋山和慶、演奏は東京交響楽団、ゲストとしてヴァイオリンの三浦文彰と、指揮・ピアノとして久石譲、そしてナビゲーターは中井美穂。

15時からの開演ですが、それに先立ち14時20分からプレトークがあり、こちらのゲストは順に秋山和慶、三浦文彰、久石譲の3人と豪華。
「完売御礼」とあると凄いなあと思う反面、このコロナ禍ではちょっと不安がよぎります。
大丈夫かなあ???

オープニングは『インディ・ジョーンズ』よりレイダース・マーチ、なんですが、出だしのトランペット、ちょっと元気が足りなかったかなあ。気のせい?
続いて三浦文彰のヴァイオリンをフューチャーして、『シンドラーのリスト』からの3つの小品
未だにこの映画、見たことないんですが、音楽は泣かせますなあ。

次が『ハリー・ポッターと賢者の石』よりヘドウィグのテーマで、ちゃんとチェレスタで始まりました。
このメロディは「ハリー・ポッターのテーマ」だと勘違いしてる人が多いんですが、あくまでもヘドウィグのテーマであって、ハリーの旋律は別にあります。
でもヘドウィグが死んじゃってもこの曲使ってるし、今やってる『ファンタスティック・ビースト』でも流れるから、そろそろ「魔法ワールド(Wizarding World)のテーマ」とかに改題した方がいいのかもしれませんね。

最後は『E.T.』よりフライング・テーマ
こちらは当時は「E.T.のテーマ」って呼ばれてましたっけ?
実際のフライングのシーンはこの曲、というかこのアレンジ、テイクではないですが、やっぱり聴いているだけで脳裏にシーンが甦ります。

後半一曲目は、チェロとオーケストラのための『おくりびと』で、チェロの独奏はソロ首席奏者の伊藤文嗣。
続けて、ヴァイオリンとオーケストラのための『私は貝になりたい』で、ヴァイオリンは三浦文彰。
どちらの作品も見たことないですが、良いメロディです。

そして交響組曲『天空の城ラピュタ』は久石譲自らが指揮を執り、しかも終盤ではピアノの演奏も。
いわゆる「弾き振り」というやつですね。
しかも30分近い大曲をノンストップで演奏するのですから、オケの皆さんの体力も相当なもの。
とにかく圧巻でした。

目をつぶって聴いていると映画の情景がまざまざと…なんですが、実はこの『交響組曲』は後年編まれたもの。
公開当時に作られた『シンフォニー編〜大樹』はほぼサントラ盤と同様のアレンジですが、『交響組曲』版は解釈が違い、使われてる楽器も違ったりなので、逆に違和感が出てしまうという難点もあったりして…。

アンコール曲は「最近舞台化もされて…」という解説でピンと来ましたが、案の定『千と千尋の神隠し』でした。

それにしてもミューザ川崎は素人でも音の良さがわかりますなあ。
ウチからは遠いのが玉に瑕ですけど、また行きたいホールです。

『オーケストラで楽しむ映画音楽XIII』_e0033570_18571524.jpg
<追記>
そういえば以前、「オーケストラで楽しむ映画音楽XI」の時にチケットを取ったことがあったんだった。
2020/04/04の公演で、その時のメニューは
 
●英国映画音楽特集
<ビートルズの名曲がヘンデル風に!?>
 ピーター・ブレイナー編:ビートルズ合奏協奏曲 第1番ヘンデル風(『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964))
 シー・ラヴズ・ユー、レディ・マドンナ、フール・オン・ザ・ヒル、ハニー・パイ、ペニー・レイン
<名曲を味わう>
 エルトン・ジョンメドレー(編曲:三浦秀秋)
 アンドレ・プレヴィン:『マイ・フェア・レディ』(1964)メドレー(編曲:三浦秀秋)
 ジョン・ウィリアムズ:『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)よりヘドヴィグのテーマ

●懐かしの名曲をジャジーな佐山アレンジメドレーで
 『サウンド・オブ・ミュージック』(1965) 『オクラホマ!』(1955) 『回転木馬』(1956) 『南太平洋』(1958) 『王様と私』(1956)
 サウンド・オブ・ミュージックへいたる道~リチャード・ロジャース名曲メドレー(編曲:佐山雅弘/三浦秀秋)

●迫力のオーケストラサウンドで大宇宙旅行☆☆
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」より第1部導入部(『2001年宇宙の旅』(1968))
 ジョン・ウィリアムズ:『未知との遭遇』(1977)より
 宮川泰:組曲『宇宙戦艦ヤマト』(1977) I.序曲 II.宇宙戦艦ヤマト III.出撃 IV.大いなる愛
 ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』(1977)より

という豪華なもの。
ただ残念ながら
「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本公演は中止となりました。公演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には心よりお詫び申し上げます。」
となり、チケットは払い戻しに…。
聴きたかったなあ。

by odin2099 | 2022-04-10 18:57 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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