人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』

<マーベル・シネマティック・ユニバース>の32作で、フェイズ4の9本目。

これが一応<MCU>のスパイダーマンとしては完結編となるようだが、<MCU><SSU>問わず今後もスパイダーマンは何らかの形で登場するだろうし、「スパイダーマン」の名前を冠した作品も作られるのかも知れない。
一時は<MCU>は三部作で終わりという不文律があったが、今は4作目も作られるようになってきていることだし。

『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』_e0033570_20400760.jpgただ<MCU>「スパイダーマン」としてだけでなく、サム・ライミ監督&トビー・マグワイヤ主演の『スパイダーマン4』、マーク・ウェブ監督&アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン3』の側面も合わせ持っているため、別のユニバースを舞台にした更なるリブート企画があるなら別だが、これまでの「スパイダーマン」全作品の完結編としても奇麗にまとまっているとは言える。

予告を見る限りドクター・ストレンジは、ピーター・パーカーを導くメンター役として副主人公格の活躍をするのかと思っていたが、思いの外出番は少ない。
むしろトラブルメーカー的位置づけでもあるのだが、その全ての責をストレンジに負わせるのも酷だろう。
この一連の騒動に至る”やらかし”は、ピーターの所為でもあるからだ。

そして予告には影も形もなかったものの、リーク情報を含め噂が先行した形のピーター2とピーター3は、てっきり『アベンジャーズ/エンドゲーム』のクライマックスバトルのような顔見せ程度の出番かと思いきや、メインストーリーのガッツリ絡む存在だったのは良い意味で裏切られた。

アベンジャーズ最年少ヒーローとしてこれまで頑張ってきたスパイダーマンの活躍は、どちらかというと小規模なもの、身近な事件だったが、段々とそれが大きくなり、遂には他のユニバースをも巻き込む大規模なものになる。
それが同時にピーター・パーカーという少年の成長の軌跡とも重なっているという点でも、この作品は<MCU>全体でも大きな意味を持つし、そして改めて「スパイダーマン」完結に相応しい作品だったんだな、とも思う。

ところで今後の<MCU>世界でのスパイダーマンだが、スパイダーマンの存在はそのままで、ピーター・パーカーがスパイダーマンだという記憶だけが消えているのではなく、ピーターの存在自体を皆が覚えていないということらしい。
それはピーターを誰も知らないということなのか、そもそもピーターがいない世界だったのか、どちらなんだろう?
また「忘れた」ということは「思いだす」こともあるのだろうか。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/29804409/


by odin2099 | 2022-05-02 20:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30