『宇宙刑事シャイダーメモリアル』
2022年 05月 11日
このシリーズの放送時間、なかなかリアタイで見られなかったという個人的事情があるんですが、その中で一番見ていたのがこの『シャイダー』だったかな。
『超力ロボ ガラット』見て、『星雲仮面マシンマン』、『機甲界ガリアン』見て、『魔法の妖精ペルシャ』見て、『ドラえもん』見て、それで『シャイダー』見るのがルーティーン。
そんなこんなで思い入れは強い作品です。
『ギャバン』の父探し、『シャリバン』の”奇星伝”に比べるとシリーズ通しての縦糸が弱いと言われますが、イースター島の遺跡の解明から始まる銀河連邦警察誕生秘話と、伝説の”戦士シャイダー”を絡めての不思議界フーマの大帝王クビライとの因縁話などワクワクしながら見てました。
だから終盤の展開には少々どころかかなりガッカリ。
全銀河規模でのフーマの大攻勢が始まってると語られるものの、ギャバンやシャリバンのゲスト出演はないし(ライブラリーフィルムを使って”活躍”させてるだけ)、遺跡に封印されていたのは大帝王クビライの切断された胴体と、何故かブルーホークそっくりのバイクが一台。
胴体なんか掘り起こさない方が良かったし、なんでムー帝国がどうたら言ってる時代にバイクがあるのやら。
それでも見返せば見返すほど、沢村大とアニーのコンビはフレッシュで良いなあと思います。
一条寺烈も伊賀電も”濃い”キャラクターでしたが、それとは違う”爽やか”な主人公たち。
当時はそれに物足りなさも感じていたものですが、なんだかんだで最後まで見ていられたのはこのコンビだからこそ、だったんだなあと改めて感じます。
<過去記事>
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