『ハケンアニメ!』(2022)
2022年 06月 07日
最初は面白そう、見なくちゃ、と思っていたのだけれども、いざ蓋を開けてみたら酷評が目立ち、しかも大コケと聞いてすっかり見る気をなくしたのだが、しかし自分のTLに流れる絶賛の嵐とネット仲間からの猛プッシュがあって、迷いに迷って遂に重い腰を上げることに。
結果、普通に面白かったです。
スポーツ物なんかに通じるライバルとの鎬を削る競争や、バラバラだったメンバーが一つの目的に向かって徐々に結束していく展開は燃えるものがありました。
うーん、アニメの制作現場が題材という部分が、誰の胸にも刺さるワケじゃない、ってことなのかなあ。
原作発表から10年、企画が動き出してから7年というから、その間にアニメを取り巻く環境は変化があり、そういった点から内容面の古さを指摘する声も大きかったので、いっそのこと過去の話にしてしまった方がリアリティは増したのかも知れないが、そこが気になるのはおそらく業界関係者やヲタク層くらいなものだろう。
やはり”お仕事ムービー”として身近に感じてもらえなかったことが敗因か。
吉岡里帆も中村倫也も柄本佑も尾野真千子も小野花梨もみーんな好演だったと思うし、アイドル声優役で顔出し出演していた高野麻里佳も十分可愛らしかったし、他にも潘めぐみ、高橋李依、花澤香菜、梶裕貴、堀江由衣、小林ゆう、速水奨らが劇中アニメの出演者として、またアフレコ現場では本人役で顔を見せたりと、かなり挑戦していた作品だけに何だか勿体ない。
東映株主券括りで6本。記憶もあやふやなのでザックリ行く。 ◆『ブルーサーマル』渋谷TOEI② ▲画像は後から。 五つ星評価で【★★★悪くはないが何が言いたいか分からない】 何かちゃんと丁寧に作ってるなとは思うのだが、グライダー競技がどうなれば勝ちで、どうなれば負けなのかが分からなかったり、みたいな大事な説明が不足してるのはどうかと思う。ラストに向かって、話の幹が姉妹の確執の解消だったり、...... more
AとBという、表裏で気になる2つの番組があった場合、両方を録画して見るか、本命を録画して対抗をリアルタイム視聴しそうな気がする。
またどちらも連続ストーリーなだけに、話題になったからと言って途中から見出す人は少ないように思う。
そしてこれまた途中で録画→リアタイ視聴に切り替えるのも珍しい。
楽しむためには視聴パターンは変えたくないはずだから。
となると、視聴率がこんなに上下するとも思えないし、視聴率が上がった=人気が出てきた、とも言い切れないような…?
あと、視聴率は一つの目安でしかないので、作品の人気と比例していると考えるのは早計だけど、お金を出すスポンサーから見たら大事な指針。録画はCM飛ばされてしまうので。次作を作る事を考えれば高いに越した事はない。