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舞台『死神遣いの事件帖/鎮魂侠曲』

映画と舞台が連動する<東映ムビ×ステ>の第2弾、『死神遣いの事件帖』
続きましては舞台版。

舞台『死神遣いの事件帖/鎮魂侠曲』_e0033570_22192475.jpg映画に登場したキャラクターが、演者はそのままに今度は舞台に立つ。
同じキャラクターを映像と生の舞台とで比較することが出来るのが、この<ムビ×ステ>の醍醐味。
表現手法に違いはあれど、キャラクターはしっかりと同一人物に見せるし、かつ映像と舞台でしっかと違って見えるという、これは役者の力量と演出の力だなあ。

ただ気になるのはこの作品、映画だけ見てもお話が完結はしているので愉しいと思うのだが、舞台だけ見た場合でも面白いのかなあ。
映像作品の方が舞台作品より出来が良いとか悪いとかの話ではなく、単純に舞台は映画の続編になっているからで、映画を知らないと設定含めてわかりづらいと思うのだけれども。

映画は6月に公開され、舞台は7~8月にかけて上演されたが、本当はどちらも同じ時期にやった方が、相乗効果も高まったんじゃないかな、という気もする。

ところで今度の続編では久坂幻士郎が何らかの力(理由)によって遂に復活するようだが、そういえばこの舞台版では、実際には出てこない幻士郎の存在が常に物語を支配していたし、復活へ向けての伏線も張られていた。
この時点で既に「次」の構想があったんだろうか。
舞台『死神遣いの事件帖/鎮魂侠曲』_e0033570_20074447.jpg
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/29114453/
by odin2099 | 2022-06-08 19:05 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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